食べやすい長さは、うどんは一尺で(約30㎝)蕎麦は八尺で(約24㎝)とされます。
うどんは途中で噛み切るから、蕎麦は一息にすすり込むから、と夫々喉につかえない長さを根拠にいうこともありますが、実は作る工程の都合でもあります。
蕎麦は八寸が昔からの定法といいますが、どうも食べやすいことだけを目的としているようではないようです。
昔の人は現代の人より背丈が相当低かったので蕎麦を打つという観点から、平均的な蕎麦包丁(33㎝)に合わせた、麺棒と折り畳みの作業に合わせた、ということも理由としてあるようです。
要は(食べやすさ+打ちやすさ)でしょうね。
うどんは作業工程で切れることは心配不要ですし、作業は楽だということもあるからでしょう。
誰もが繋がった長い蕎麦を打ちたいのですが、余りにも長い蕎麦は下品とされています。
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