駅そばのルーツは江戸時代の屋台そばにあり、立ち食いそばの原点でもあります。
「駅そば」としての元祖は北海道・函館本線の長万部駅か森駅にあるとされていますが、その後一般的な普及は明治27年信越線全通に伴って軽井沢駅から始まったそうです。鉄道弘済会の支配下にあり、価格制限・信号と同じ色(赤・青)の暖簾禁止、同一駅で上り線と下り線では異なった店の経営でなければならず、味も違って競争原理が働くようになっています。管区によっては蕎麦粉の配合比率も基準を設けたりして質の向上を義務づけている所もあります。
東日本と西日本との境界線は、愛知~関ヶ原~富山で二分され東と西では違いがあるようです。
(東日本) つゆは濃口・白ネギ・蒲鉾1枚
(西日本) つゆは薄口・青ネギ・蒲鉾2枚
茹でて丼に入れるだけですが、手順も東西で異なるそうです。
駅そばについての雑誌も数多く発刊されていて、全国の駅そば食べ歩き、人気投票によるコンテスト、選手権、等々盛んに行われています。構内にコンビニのある昨今ですが、「駅そば」は依然として根強い人気があるのですね。
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