私達が蕎麦を食べる時は、暖かい蕎麦・冷たいざる蕎麦・蕎麦がき殆ど
ですね。
今のように蕎麦を庖丁で切って食べるようになったのは、一体いつ頃から
なのでしょう。
因みに蕎麦切りをして食べるのは日本だけの文化です。
日本の食生活に於ける蕎麦は、縄文時代・弥生時代の昔から食べてきた
穀物です。
蕎麦の実(玄蕎麦)の殻を取り除いて「粒食」や、丸めて団子状などにして
食べていた時代が長かったようです。
やがて蕎麦切りが生まれ「麺食」としての食べ方の変遷を経て、今に至って
います。
蕎麦切りが、いつ・どこで・どのように誕生したのかは、正確には分かってい
ません。
江戸時代に(多分三代将軍・家光の頃)甲州か信州のいづれかで生まれて、
まずは江戸・信濃・大阪・尾張・大和・京都へ伝播し、その後50年の間に
各地に広がったようだと考えられています。
残された文献の古さから考えると、信州での発祥が濃厚のようです。
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