濃厚なそば湯の作り方 | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

 

お店で出てくるそば湯にも個性があり、好みも人それぞれ違うものです。

一般的には蕎麦を食べ終わったタイミングでそば湯が出てくるのが普通

ですが、北陸・福井の越前蕎麦店ではお客が席に着くとお茶の代わりに

そば湯の出てくる店が多いので驚くことがあります。

 

さっぱりしたそば湯も良いのですが、ポタージュのように濃厚なそば湯も

なかなか美味しいものです。

そば湯は蕎麦を茹でる釜の中で出来るだけではなく、料理の一品として

別途作るものだ、という拘りのお店もあります。

蕎麦とうどんを同じ釜で茹でて、平気で『そば湯です』と提供する店もあり

ますが、これはもう論外ですね。

 

自宅の鍋では湯量も茹でる蕎麦の量も少ないので、蕎麦から溶け出る

ルチンだけでは粘度が低い上に、打ち粉の量も少ないため、濃厚なそば湯

は作りたくてもできません。

 

そこで今回は簡単にできる濃厚なそば湯作りです。

 

打ち粉5:蕎麦粉1の比率で混ぜ合わせた粉を用意します。

ボールの中へ混ぜた粉を入れ、そこへ常温の水を適量入れたら泡立て棒を

使ってよく攪拌し、練り状になったものを用意しておきます。

普通の鍋だと底に塊が出来やすいので、底の丸くなっているボールがお勧めです。

注意・・・・・お湯を使って混ぜると固まってしまうので、混ぜる時は必ず常温の水で

 

そば湯を出す頃合いを見て、別に用意した鍋に蕎麦を茹でたサラサラなそば湯を

火にかけて、常温で作ってあるボールの中の練り状蕎麦粉を混ぜ合わせます。

焦げないようにかき混ぜながら熱くなったら湯桶に移して出来上がりです。

熱くなる時に結構固くなってくるので、練り状の粉は少なめで。

とろみ=濃さ、はお好みでどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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