✴️✴️吉田悦花の俳句✴️2008冬✴️✴️ | NPO法人神田雑学大学 江戸ソバリエ⭐️観音山フルーツアンバサダー吉田悦花blog☆

✴️✴️吉田悦花の俳句✴️2008冬✴️✴️

✴️✴️吉田悦花の俳句✴️2008💠冬✴️✴️

讃美歌のひとり低音冬はじめ

十一月電柱のなきニュータウン

冬はじめ夢の中にてスキップす

保護されし傷鳥十二月八日

鮟鱇鍋こだはつてゐる一語かな

それぞれの猪口持ち寄りし女正月

凩や朴念仁といふ蕎麦屋

浅間神社八合目ひよ鳴き交はす

亡き犬に捧ぐる著書よ雪催ひ

(月刊俳句誌「炎環」発表句より)