現代俳句 中新田未来賞 | NPO法人神田雑学大学 江戸ソバリエ⭐️観音山フルーツアンバサダー吉田悦花blog☆

現代俳句 中新田未来賞

親愛なるみなさま
こんばんは

「悦びの種まき 微笑みの花束」
の吉田悦花です

こちらのブログを2年ぶりに再開いたしました
2008年にスタート以来、10年間にわたり、毎日更新していました
FacebookやTwitterなどに発信の場を移していたので、こちらは、永らくお休み状態でした
これから毎日更新いたします
よろしくお願いいたします



中新田俳句大賞は、宮城県加美郡中新田町(当時)によって創設された俳句賞。

1996年、「現代俳句を通じて未来に通じる新しい精神が生まれてほしい」との願いをこめて、詩人の宗左近氏を中心に設立されたと聞いています。

宗左近さんは、縄文時代を愛し、土器や土偶などの収集にも力を注がれました。

縄文土器を古代の遺物、生活の必需品ではなく、芸術作品と捉えました。

中新田市とは、町歌を作詞したことがきっかけになっておつきあいが始まったそう。 

中新田市にある縄文芸術館には、寄贈された縄文土器が展示されていました。

私は、1999年、中新田で開催された公開選考委員会に出席。

光栄なことに、宗左近さんに、出品した一句を第4回現代俳句中新田未来賞「秀逸賞」に選んでいただきました。

記念すべき私の作品は、どんな俳句だったのか。いま不明なのは、とても残念、、、

審査員は、金子兜太、三橋敏雄、佐藤鬼房、中原道夫、宗左近、那珂太郎、高橋順子、三浦雅士の各氏。

私は、俳句を詠む以前の編集記者時代に、宗左近さんや文芸評論家の三浦雅士さんと面識があり、中新田で、思いがけず再会を果たすことができました。

ちなみに、第5回(2000年)は、現在、「プレバト」でも大活躍されている夏井いつきさんが 『伊月集』で受賞されています。

私がいただいた副賞の記念品は何だったかなあ。たしか、地元の素朴なお菓子だった気がします。

受賞式のあと、東京へ戻る俳句のお仲間と分かれて、仙台の知人宅にお泊り。3人で仙石線に乗って立石寺を訪ねたのではなかったかしら。
楽しい思い出です。