パソコン音痴のそば屋が始めたブログ-31-03-09_1405.jpg
昨日そばと小麦麺のこだわり方の違いについてちと触れましたが、今日はその辺を整理してみましょう。

小麦麺と言ってもいろいろありますが代表として中華麺を取り上げまする。

中華麺は強力粉と約10%塩水にカン水と呼ばれるアルカリ性の水を混ぜたものとで作られます。

そのほとんどが機械製麺で、細麺・太麺・平麺・ちぢれ麺と様々ですが、こだわり方は「味への探求心一筋」的ですね。

ところがそばのこだわり方というのは歴史や文化までひっくるめたもののような気がします。

「後世に遺す伝統の味」的なものを感じます。


写真は「振りザル」という麺を茹でたり温めたりする道具ですが、手打ちそばの場合はこれで茹でると切れたり団子になってしまうので、大きな釜で茹でます。

それだけ「そば」はデリケートなんです。

ですからなかなか機械化する事が難しく、機械化するとそれなりの物になってしまう、その辺にそばのこだわり方の魅力があるようです。

さて、今日はもう1回打ちますか!