こどもにとって

泣くことは、いちばん最初の手段



おとなにとって
泣くことは、いちばん最後の手段


子育ての悩みでよく聞くのが
「こどもが泣くので困っています」
というご相談。



ころんで泣く
朝の登園で泣く
イヤだと泣く
意味なく泣く
抱っこしても泣く


泣く泣く泣く。。


なにを言っても
なにをしても泣く。。



うーん。。どうしたらいいの??って
精神的にキツイですよね。



おとなって
こどもほど泣かないのは


泣く前に
どうしたらいいか考えて
いろんな手段をやってみることができるから。


それでも
どうしようもなくて感情的になり
最後に泣くのです


たまらず泣いてしまう涙もあるけどね




こどもは
どうしたらいいか
手段を考える前に泣く


泣いてから
気持ちに折り合いをつけて
そして動き出す。



おとなの逆!!



それを知らずに
おとなは、泣くこどもに
じぶんの感覚で
絶望を感じて泣いているのだと
困ってしまう



でもこどもはちがうんですよね


泣くことは
ひとつめの手段


だからすっきりするまで
泣いていい!


それをやりきってから
つぎのどうしようかな?に
進んでいくのです


こどもに
泣かせてあげよう




そしてね


おとなも
感情のままに吐き出して
先に泣いて悲しんでいいんですよね。


それをやりきったほうが
思考が冴えてくるように思います


そこからどうしようかな?
って動き出すほうが
するするっと良い方向に
進んでいく気がします


はじめは
感情的に落ちるのは
しんどいけれど


それをなかったことにするよりも
ありのままを出してしまった方が
意外と近道だったりしますよ