人が集まる場所で

 

それぞれが
好きなことしゃべってる
 
 
みんな、じぶんのこと
好きなように
しゃべってて
 
 
よくしゃべるなぁ
楽しそうだなぁと
見てました
 
 
 
 
 
 
他人軸で生きてきたわたしは
 
相手を楽しませなきゃいけない
と思ってたので
 
ほとんど  じぶんの話はしない人でした。
 
 
 
 
話をする時も
ずっと相手の表情を気にして
 
つまんなさそうだと思うと
話をやめたり
 
ちょっと、盛って話してみたり
 
 
 
 
沈黙が怖くて
聞きたくもない話を質問したり
 
 
 
 
ぎこちない人だったなぁ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
好きなこと 勝手に しゃべっていいんだよね
 
 
 
聞きたいひとは  聞くし
 
 
聞きたくないひとは  聞かない
 
 
 
 
 
話の内容はわからなくても
 
楽しそうに話す姿をみて
 
楽しさをもらう
 
 
 
 
 
いとこのお兄ちゃんが
大学生の時
 
サッカー部だったので
いつも、ウインドブレーカーを着てたの
 
 
一人暮らしをしてたので
よくうちにごはんを食べにきてた
 
 
いつも ウインドブレーカーで
シャカシャカと音を立てて歩く
 
 
うちは、文化系 姉妹
ジャージには縁がなく育ったから
 
 
シャカシャカいわせて歩くのが
新鮮で
 
 
 
その姿を「シャカシャカジャージ 」
と呼んでた
 
 
 
 
 
定着したその呼び名は
 
今も  じぶんのなかでは
ふつうに言ってるけど
 
 
 
 
その話を聞いてた  目の前のひとが
 
 
「シャカシャカジャージってなんですか???」
 
 
 
 
 
 
 
 
ひと通り説明したら
 
「へーーーびっくりおもしろいですねー」
 
ポケットから手帳を取り出し
 
 
 
 
「シャカシャカジャージ  メモしときます」
 
 
 
真面目な顔で、書いてた。。。びっくり
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや    ねー
 
好きなこと話していいんだよ
 
話したいことを
 
話したいだけ
 
話そう
 
 
 
なにが  相手にヒットするのか
 
わからんね
 
 
 
 
 
 
好きなことを  好き勝手に
 
しゃべっていい  を許可した  夜   でした照れ