土曜の夜、仕事中にもかかわらず親父殿から着信があった。
バタバタしていたので、仕事が終わってからでもかけなおそうと思い、とりあえず放置。
自宅ついてからゆっくり話そうと思い、帰宅するまで放置。
帰宅後、着信履歴から電話してみる。
・・・が、電話に出ない。
関西で言うところの「電話に出んわ!!」
みたいな。
しばらくすると、折り返しの着信。親父殿である。
「今どこ住んどるんや?」
なんかいつもこの質問されている気がする。。。
まあ今まで東京に行ってたり、住所転々としてたこともあるからなのだろう。
「元気してるか?忙しいか?」
調子崩し気味だけど、元気は元気。仕事もGWのしわ寄せがあるだけで
それが片付けばきっと暇だろう。
親父殿、また飲みの誘いかな?と思いつつも話を聞いてみた。
「ワシんとこのオバハンなぁ、脳梗塞で倒れてな、今病院なんや」
そうなのか、大変なんやな。・・・そのくらいの言葉しかでなんだ。
大丈夫なん!?って、言うのもどうかと思った。
だって、大丈夫なんかじゃないの、すぐわかるもんよ・・・。
意識もなく、点滴で延命してる状態なんだと。
「ワシももう次70や(年齢が)。ぼちぼちお迎えやでぇ」
「男なんかな、せいぜい70~75くらいまでで長生きや」
親父殿は60過ぎたあたりから、寿命のことをよく口にするようになった。
特段、趣味や楽しみも無いんだそうだ。
「ワシこれから大変やぁ、ゆっくり飲みにも行かれへんよーなるなぁ」
電話越しに元気がないのが伝わってくる。
親父殿はいつも元気なのだ。
弱弱しいとこは見たことがなかった。
「頑張りましょう!」
自分自身に言い聞かせているのか、こちらに言っているのか
両方なのかな?
「頑張っていきましょう!」
おう、頑張りましょうや!
「ほな、またな。お互い頑張りましょう」
辛いんやな、親父殿。
親父殿に比べたら、自分はまだまだ若い。
生きてる間に、嫁は見せてやりたいなあ。あと孫かー・・・。
頑張って嫁さん見つけるから、親父殿、もうちょい頑張ってな。
そういえば、この間飲みに行った時に
親父殿と母上が離婚した経緯を話してくれた。今までずっと疑問視してたところである。
私は母上に育てられたが、特に何がどうとか聞いたことはなかった。
何も知らなかったから、どちらも親でどちらが悪いとか、考えたこともなかった。
実際は違うのである。
親父殿から聞いた話は結構ヘビーだった。
愚痴とか言う性格ではないから、本当の話なんだろうと思った。
悪いのは・・・母上だ。
母上はちょっと歪んだ処があって、青春時代は色々頭が痛かった。
学生時代に付き合っていた彼女を敵視していたので、
そこから付き合ってる人を母上に紹介するのはやめようと思った。
何も知らないのに私の彼女の悪口も言う。
そして、やがて付き合っていた彼女とも別れ。
私は道を外した。