https://ncc-scenario.abema.tv/

↑今、ポチってしまいました。

インターネットって怖い。ポチっでなんでも済んでしまう。

気分的にはドラクエの最後の城のてっぺんで

レベル1のくせにラスボスにエンカウントしたような気持ちなのに。

 

小さい頃から物語を書くのが好きで、

小2のときの絵本の授業で40ページの大作を書いてしまったり

その後もノートに文章や漫画を書き続けて、

でも本当に下手くそで拙くて、

高校に入っていったん全部やめて、

なのに大学は気づいたら映像系に入ってて、

再開してもまた下手くそで、

本当にうんざりして、

しかも映像はいろんなひとに迷惑をかけるからよりうんざりして、

もうしばらくやめよう、と思ってから早6年、

気づいたらまた映像の仕事になってて、

そこでこのコンペのお知らせが流れてきて、

これは、神様が何か言ってる、って勝手に思って、応募しました。

 

賞の発表直後から構想を始めて、

毎週その週のヒット映画を一本は観ることに決めて、

イマドキの女の子ってどんなものが好きなのかな、とか考えたけど、

そんな短期間で何かがわかるはずもなく、

熱狂する恋愛映画って書いてあったのでとりあえずモテキを見返したけど、

見返して気づいたけど多分コレじゃなく、

でもAbemaTVでヒットしてるのって実際こういうドラマだよなとか思いつつ、

「物語シリーズ」も全部見てみたけど、

多分コレでもないなと思いつつ、

毎日のうみその中に常にこの「脚本」というプロジェクトが立ち上がっていて、

スクラップ・アンド・ビルドを繰り返し続けていました。

 

 

どうだったか、って、

びっくりするほど、泣きそうになるほど、楽しかった。

小2の頃に夢中で書いて気づいたら枚数がかさんでいたときのような、

それよりは少しは成長しているような、

でも結局変わらないような、そんな気持ち。

 

 

人間は物語を作れるから人間であると私は思っていて、

物語を消費することこそがエンタメだとも思っていて、

実際AbemaTVでヒットしている「アニメ」「ドラマ」「スポーツ」はどれも

瞬間的にでも物語が発生しているからそれが楽しいんだと思う。

「バラエティ」でも芸能人個人を見ればキャラクターで、

そのキャラクターの在り方には物語がある。

 

普通に生きていても、一人ひとりに人生という物語がたっぷりあって、

それは途方に暮れるほどの、偶然と可能性と必然が組み合わさっていて、

そのくせそんなとんでもない一人ひとりが、

当たり前のように机を隣にして話をしたり、

共同作業をしようなんて思い立つんだから、人っておそろしい。

 

 

何が言いたいかというと、

どうせ冒頭のコンペはもっとデキのいい天才か、

イケてる制作会社がとると思うのですが、

私はもう脚本を書くことをやめないし、

この衝動にちゃんと向き合おうと、改めて思ったということです。

 

 

あと、

結局「10代〜20代が熱狂する恋愛ドラマ」がまーっったくわからなかった私と、

恋愛の物語を紡いでくれる人を募集しています。

切実に。。。