先日、ひょんなことから現役トップモデルの方と飲む機会があり
普段自分が間違っても読まないような雑誌の方だったので存じ上げなかったものの
めっちゃ気さくで可愛くて、とても感動した。
そういうプロのひとに会ったら私は聞きたいことがいっぱい出てきちゃうタチなので
いっぱい聞いちゃったんだけど
慣れてるのかすぐ答えてくれて、そこもまたすごいなぁと思って。
年下なのにね。

中でも一番印象に残ったのが、
「なんでモデルやろうと思ったんですか?」
と聞くと
「だって、理想の仕事だと思ったから。
 私がカッコつけることがお金になるんだよ?」

と。
それって最高だと思わない?と。


役者さんも、ミュージシャンも、
モデルさんも、タレントもみんなそうだけど、
こういう「身一つで稼いでいるひと」はとても素敵。
堂々としていて輝いている。
カラッとした風が吹いている。
それは、身一つで叩き潰されて、這い上がって、努力して、
身を固めた上に吹く風なんだと思う。
非常に憧れる。


私は今会社員として、しかも結構大きい会社の会社員として、
ある意味「防波堤」の内側で仕事をしていて、
自分が必死にならなくてもごはんは食べられるし仕事は降ってくる。
私自身それに甘えているつもりはあんまりないけれど
事実としてそういう環境であることは、大きい違い。


そんな私が、
身一つで生きているひとに憧れるのは贅沢なんだろうか。
隣の芝なんだろうか。


そんでもって昨日、竹山ロックフェスに行ってきた。

詳しくはこちら
数えきれないほどのアーティストやお笑いバンドが出た。


初めて見た「大森靖子」彼女は私と同い年のムサビ生で
ムサビ卒業後2年、高円寺の無力無善寺でライブをやってて、
そこで拾われたらしい。
ムサビというだけで、なんか、隣をかすった気がした。



もう一人初めて見た「後藤まりこ」
彼女は3歳児がそのまま身体だけちょこっと大きくなったような
ハッピーモードに入った仔犬のようなひとで
化粧ではなく唄でもなく、その存在にみんな惹かれて
彼女が楽しそうにしているのを見るためにライブに行くんだろうなと思った。



なんか
私なにやってんだろーな。