みなさんは購入した珈琲豆の保存を
どうしていますか？
珈琲豆を買ったはいいものの
どうしたらいいの？
と疑問に感じられる方も多くて、
お店をしていて
最も多く質問いただく内容でもあります。
珈琲豆の劣化とは
珈琲豆は高温で焙煎することで
カラカラに乾いている状態になります。
そして珈琲豆内には炭酸ガスがまだ
たくさん蓄えられている状態です。
そこから時間が経過すると
・水分を吸収する
・炭酸ガスが放出される
という現象がおきます。
その時に
・水分吸収で成分が変わり酸っぱくなってくる
・炭酸ガス放出と同時に香り成分も一緒に放出される
ことで
味が変化していきます。
これが
「珈琲の劣化」
です。
劣化を防ぐには
劣化を防ぐためには
・水分と接触させない
・密閉する
ことが大事です。
つまり
密閉しておけば
どちらも大丈夫
ということになります。
密閉容器を選ぶときの注意点
珈琲豆の保存は密閉容器であればOKです。
その密閉容器を選ぶ時には
下記の点にご注意ください
・透明容器を選ぶ時は光の当たらない場所で保管
光でも反応が進むためです。
透明はおしゃれで中身も見えるのが便利です。
置く場所を工夫することで劣化を防げます。
・ガスを抜くタイプを避ける
長期間保存するならいいのですが、
１００gや２００g程度を飲み切るぐらいなら
ガスを抜くタイプや真空パックなどは避けてください
珈琲豆の周りの気圧を下げると
珈琲豆から炭酸ガスが抜けやすくなってしまいます
（何ヶ月もの長期保存をする時には効果あります）
冷蔵庫保存は？
いただく質問で最も多いのが
「冷蔵（凍）庫保存ってどうなの？」
です。
冷蔵保存は
最も劣化を遅くする保存方法です。
ただし、以下の注意点に気をつけてください
1. 密閉容器に入れる
冷蔵庫は各庫内がつながっているため
密閉容器でないと他の食材のにおいを吸ってしまいます。
これは絶対に守ってください。
（珈琲豆は消臭に使われるくらいなのでかなりにおいを吸います）
2. 取り出す時の結露に注意
冷蔵庫でも冷凍庫でも取り出した時には冷えているので
周りの空気を冷やして結露を発生させます。
容器のまま取り出して
そのまま常温に戻るまで待ってから
ご使用ください。
3. 少量を頻繁に出し入れしない
これは２の結露と同じですが、
少量を取り出してまた戻したりすると
温度が上がったり下がったりします。
温度が上がる時に結露がおきるので
どうしても水分に触れやすくなります。
１〜２週間分に分けて冷蔵庫保存して
取り出したら使い切る
といった使い方をしてください
Só Aquiで使っている保存方法は？
Só Aquiでは保存缶と呼ぶ
密閉容器にて保管しています。
自宅用、カフェ用
粉に挽くまでの保管用など
すべてにおいて保存缶をしています。
こちらは販売もしています。
左から
１００g用（マットブラック）：３００円
２００g用（ブラウンマット）：４００円
２００g用（ホワイトマット）：４００円
１〜２週間くらいなら劣化も少なく楽しんでいただけます。
オンラインショップでも販売しています。
最もオススメの方法は？
珈琲豆は密閉容器で保管しても
焙煎直後から味がどんどん変化していきます。
ベストは「２週間以内」に飲み切ること
できれば「１ヶ月以内」に飲み切るのがオススメです。
１ヶ月分を購入して密閉容器に保存するのが
劣化も少なくずっと楽しめる方法です。
それを超える場合は
１ヶ月分くらいにまとめて密閉容器に入れて
冷凍庫で保存ください。
保存缶オススメですよ。
素敵な感想をいただきました
今日、素敵な感想をいただきました。
これだけ喜んでいただけると
やっていてよかったと思います。
こうやって喜んでくれる人が増えるように
変わらず丁寧に作り続けます。
そんなSó Aquiの珈琲
幸せの珈琲®︎１００g
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年末年始を
こだわりの珈琲でお楽しみください。
