何度も言っているかも知れませんが、私の夫はソー.プ時代のお客様。間もなく結婚10年目を迎えます。
夫との出会いから結婚までの話をしてみたいと思います。
初めて夫に会ったのは福原のお店に勤めていた時。当時の私はちょうど元夫の離婚の寸前でした。
夫は当時のオキニに予約をしていてお店に向かっているところ、お店から電話でオキニが当欠になったことを聞かされました。(お店に向かってるし、オキニがいないなら前に上がり部屋で見た泡.姫ちゃんに入ってみようか)そう思って私に予約を変更して来店してくださいました。
私の夫に対する初対面の印象は「ちょっと変わった人かな?」といったもの
夫は「パネルよりかわいくてよかった」と思ったそうです。
それから何故か夫はオキニ変更をして月1回ペースで一年半ぐらい通ってくれたのです。
私は「月1回通ってくれるお客様」といっただけの位置づけで何も特別な好意は持っていませんでした。強いて言うなら「大事な指名のうちの1本」というだけ。
そしてある日食事に誘われたのです。
どうやら今までも誘ってくれていたらしいのですが、私がうまくはぐらかしていたので脈はないと思っていたと。私ははぐらかしていたつもりもなく、誘われた意識もなかったので単なるすれ違いでした。
「まあ、食事ぐらいいいか」と思って一度食事に行くことに
その時の印象も特になかったです。「気を遣わなくていいかも」というぐらい
その時に私の離婚がもうすぐ成立することや小学生の子供がいることを話しました。
夫によく野球観戦をしたという話をお店でしていたので「多分野球好きの彼氏がいるんだろう」と思っていたので積極的には店外に誘えなかったと
それからもお店には通ってくれながら何度か食事に行ったりしました。
そして私はめでたく元夫と離婚が成立
夫から「泡.姫とつきあいたいと思うけれど、その前に息子さんに会いたい。結婚とかそういう話じゃなくても付き合うとなったら関わってくることだと思うから、息子さんが自分に懐いてくれるようだったら付き合いたい」そう言われました。
夫が家にはじめて来た日、結構誰にでもすぐ打ち解ける息子は夫と仲良くなり、一緒にキャッチボールをして大はしゃぎでした。そして一緒にお好み焼きを食べて夫は帰っていき、その後私たちは付き合い始めました。
そして私の離婚からちょうど半年経った日に結婚しました。
結婚と同時にソ-.プは退店。最後の日、夫は花束を持って最後のお客様になってくれたのです。
今でもはじめに感じた「ちょっと変わった人」という感覚は持っています。でも、常に仕事に真剣、家ではただのおじさん、そして空気みたいな存在な夫が気に入っています。
空気ってある時は大切さに気付かないけど、なくなると大変。見えないし感じないけど本当に必要なものだと思うのです。そういう夫婦でありたいと思っています。
多分私たちがお客様と結婚するという覚悟よりも男性がソ-.プ嬢しかも子持ちと結婚するという覚悟は並ではなかったと思います。でもちゃんと私たちを大事にしてくれ、子供も今まで一緒に育ててくれた。そんな懐が深い夫に感謝しています。