会えずじまいで帰路についた先日の出来事から、
二週間後のこと――。
久しぶりに予定がない休みを手に入れた俺は、
再びお店へと向かっていた。
もちろん、事前にサクラの予約済みだ。
だが、前回の出来事が脳裏に刻まれている俺は、
100%の期待を持つことはできなかった。
また、ドタキャンされたら・・・。
そんなことを思いながらも、店へと近づくたびに
性欲のボルテージは上がっていく。
電話よ、鳴らないでくれ。
期待と不安が交錯する。
しかしそんな想いをよそに、
今回ばかりは何事も起こらず店へと
辿り着くことができたのだった。
やっと、今日は会える!!!
店との距離が近づくたびに、気持ちが高ぶっていく。
己の性の欲望は徐々にマックスへと達していた。
と、その時。そんな心境を邪魔するかのように、
携帯電話が震えた。
画面に映し出されているのは、知らない番号。
「もしや・・・」と不安に駆られつつ電話に出てみると、
その予感は的中した。
「申し訳ございません。ご予約のサクラさんですが、
本日急遽お休みとなってしまいまして・・・。」
この高ぶってる気持ちはどうしてくれるんだよ!!!
と思いながらも、「わかりました」と了承の返事をする俺。
高ぶりを見せていた欲望は、一瞬にして虚しさへと変わりました。
その反動とたるや、もう・・・。
しかし、そんな気持ちを抱えながら帰路についていたが、
俺はある決心をした。
絶対に、意中のサクラに入ってやると!
ますます、会ってみたい気持ちが強くなったのです。
己の性の欲望は徐々にマックスへと達していた。
と、その時。そんな心境を邪魔するかのように、
携帯電話が震えた。
画面に映し出されているのは、知らない番号。
「もしや・・・」と不安に駆られつつ電話に出てみると、
その予感は的中した。
「申し訳ございません。ご予約のサクラさんですが、
本日急遽お休みとなってしまいまして・・・。」
この高ぶってる気持ちはどうしてくれるんだよ!!!
と思いながらも、「わかりました」と了承の返事をする俺。
高ぶりを見せていた欲望は、一瞬にして虚しさへと変わりました。
その反動とたるや、もう・・・。
しかし、そんな気持ちを抱えながら帰路についていたが、
俺はある決心をした。
絶対に、意中のサクラに入ってやると!
ますます、会ってみたい気持ちが強くなったのです。
去年の秋頃のことだった・・・。
リーマン・ショックの影響を受けて、前職を辞めた俺は、
出版社への転職を果たした。
なかなか会社にも馴染めず、悶々とする日々。
そんな気持ちもあって、身も心もスッキリしようと、
何回か足を運んだことのある風俗へと向かった。
当然のことながらお気に入りの子を前日に予約済み。
前々から気になっていた女の子。
口にはモザイクが掛かっているが、目や鼻だけで
充分にカワイイと判断できる。
むしろ、俺のタイプだった。
そんな女の子とHができるということで、
期待に胸を膨らませてお店へと足早に向かっていた。
リーマン・ショックの影響を受けて、前職を辞めた俺は、
出版社への転職を果たした。
なかなか会社にも馴染めず、悶々とする日々。
そんな気持ちもあって、身も心もスッキリしようと、
何回か足を運んだことのある風俗へと向かった。
当然のことながらお気に入りの子を前日に予約済み。
前々から気になっていた女の子。
口にはモザイクが掛かっているが、目や鼻だけで
充分にカワイイと判断できる。
むしろ、俺のタイプだった。
そんな女の子とHができるということで、
期待に胸を膨らませてお店へと足早に向かっていた。
そもそも、ソープ嬢に恋をするってありなのだろうか。
きっと、俺の知らないところでは、こんな類の話
ざらにあるのかもしれない。
だけど、当の本人にしてみれば、結構悩んだりもする。
普通に女の子を好きになる感覚と同じなんだけど、
相手はソープ嬢で、俺はその客。
ごまんといる客の一人でしかない。
だけど、俺は偶然に出会ったその女の子に恋をした。
きっと、俺の知らないところでは、こんな類の話
ざらにあるのかもしれない。
だけど、当の本人にしてみれば、結構悩んだりもする。
普通に女の子を好きになる感覚と同じなんだけど、
相手はソープ嬢で、俺はその客。
ごまんといる客の一人でしかない。
だけど、俺は偶然に出会ったその女の子に恋をした。