本当に出るとは思わなかった。 | ソープ嬢に、恋をして。

ソープ嬢に、恋をして。

お店で出会った姫を好きになった俺。してはいけない恋だと分かっていても、その想いは強くなるばかりでした・・・。

その声の主はサクラだった。

俺は緊張して何を話していいか
言葉に詰まった。

救いだったことは、俺のカラダに
アルコールが入っていたこと。
酔いの力を借りて何とか話をすることができた。

「久しぶり。今日は仕事だった?」

「今日は休みだったから一日寝てたの」

姫の仕事は相当体力を奪うらしく、休みの日は
何もする気が起きないらしい。

とにかく寝溜めをするようなことを言っていた。

その日は、夕方に起床して犬の散歩や
スーパーに買い物に行ったみたいだ。

そして俺は、話を本題へと移した。