母の病院の帰りに
昔、父とよく散歩に来た公園へ🚗
前回来たときは全く咲いていなかった
桜が綺麗に咲いていました。
父と来ていた頃はまだ
こんなに桜の木はなかったけど
今では立派な桜の公園に。
あれからもう四半世紀。
残念ながら父は桜の時期は入院していて
最後の桜を見ることができませんでした。
あれから23年。
今まさに、父と同じように
母も旅立とうとしています。
70歳で透析を始めてはや11年。
奇跡的に膀胱癌の再発はなかったけど、
この11年のうちに母の身体は
少しずつダメージを受けていたようです。
普通に一人暮らしをして、
週3回の透析に行っていたので
まだまだ大丈夫だと勝手に安心していたけど
どんなに医学が進歩しても、今の
透析患者の10年生存率は40%〜50%
母の年齢を考えると起こるべくして
なった症状だと思います。
もう、十分過ぎるほど頑張った母。
だから、もっと頑張ってなんて
とても言えませんでした。
悲しいけど、今はもう少しでも
苦しまずに楽になってほしい。
できることならもう一度
この桜を見せてあげたかったよ。
結局、父のときと同じ。
何にもしてあげられなかったね。