長崎に行ってきました。


8日に原爆資料館を訪れました。


アメみたいにグニャリと曲がった鉄筋からも相当の威力が感じられます。


「怖い」ではなく、「衝撃」でした。


しっかりと受け止めなければならない事実なんだと再認識しました。


被爆された方の手記を見て、写真を見て・・・


人が人らしく死ねなかったことが何よりの悲劇だったと思います。



そして9日の平和式典。


平和の像の前で式典は行われたのですが、会場に入りきれないほど、たくさんの人が来ていました。


総理大臣やIAEAの天野之弥氏や国内の代表のほとんどが駆けつけていました。


貢水、貢花。


11時02分、原爆投下の時刻に合わせて、黙とう。


市長の話が続きました。


何より驚いたのは、長崎市民のパワーでした。


草の根で動いている子どもからお年寄りまでの市民がいること。


私は磐田という、黒い歴史が何もない穏やか過ぎる場所で育ちました。


だからかもしれませんが、市民運動を見ると凄いと思ってしまいます。


これからは市民の声をどのように国内に届けるか、世界に届けるかが課題なのではないかと思います。


少なくとも日本の社会には長崎・広島と同じだけの反核感情はないように思います。


私も知らないことばかりなので、もっと知りたいと思うようになりました。I




海外のメディアが、日本は夏になると加害者であったことを棚に上げて、被害者の立場を強調する、といった内容を書いたみたいです。



確かにアジアにしたことは深く反省するべきだと思いますが、原爆は話が別な気がします。


被害者感情ではなくて。


人の上に原子爆弾を落とすことが悪である、そのことを日本は強調しているだけなのではないかと思うし、これからも主張すべきだと思います。



あー卒論何書こう・・・