「子育て」「仕事」「わたし」、いろいろな役割がある。
「今の私はママ」「働く人」と意識的に切り替えて過ごしてきたわけではない。
子供の前ではママの顔、友達の前では私としての顔。そんなふうに意識して過ごしてきてはいない。
でも仕事の時は仕事のことを考えて、家にいるときは家族のことを考えて過ごしてきた。それが私のスタイルで、日々の中で築き上げたものなのかもしれない。

そんな私の一日の中で一番好きな時間は「寝る前」。
布団に入って眠りにつくまでの時間がとても好きだ。育休が明けて職場復帰したとき、
子供は1歳6か月だった。
日中子供と一緒に過ごせない分、これだけは絶対に続けると決めたことが2つ。
①食事のおかずは必ず3品②寝る前の読み聞かせ。

①はできない日もたくさんあった。当たり前だ。昔はできない自分を責めていたが、今は全く罪悪感をもたずにお惣菜やレトルト食品に助けていただいている。感謝です。
②はよほどの体調不良でない限り続けてきた。というより、私にあっていたのだ。もともと絵本が大好きなので。

子供たちが選んだ本を1冊ずつ読んで、今日あったことを話して、電気を消して寝る。(私もそのまま寝る)この時間が1日の中で一番好きな時間。
上の子は自分の部屋で寝るようになり、下の子にも「読んで~」と言われることが少なくなった。でも、やっぱりこの時間が一番好き。
子供のために始めたはずの読み聞かせ。まさか、自分の一番好きな時間になるとは思っていなかった。

本を読みながらウトウトしてしまい、すっ飛ばして読んだり、書いてない物語を寝ぼけて読んだり。子供の顔面に「はらぺこあおむし」を直撃させたこともあった。
つまり完璧な「読み聞かせ」をしていたわけではない。
それでも子供たちの記憶の中に残り、そして私の中にもあたたかな記憶として残っている。

あの時の私に伝えたい。
あの時約束した2つのこと、完璧にやり遂げることはできなかったぞ、さすが私!((笑))でもね、あたたかな時間をくれた。これが私にとって子育て経験で得たものだと思う。ありがとう、あの時の私