津軽”恋”列車その2 魅了されてしまった。
腕木式信号機に、二両の旧型客車を牽く小さなディーゼル機関車。
平成の時代とは思えない、ノスタルジックな風景が津軽には残ってました。

2010.4.27 津軽鉄道 金木~嘉瀬
弘前で寝台特急「あけぼの」から五能線に乗り換え五所川原に到着し、ここから津軽鉄道に乗車します。
津軽鉄道は津軽五所川原から津軽中里までの全長20キロほどの小さなローカル私鉄。
冬期間に運転される、客室内にダルマストーブがある「ストーブ列車」で知られています。
そんな客車を使用した列車が、桜シーズンにも運転されるというので津軽までやって来ました。
JR五所川原駅に隣接する、津軽五所川原駅。

JRの駅のすぐ隣なのに駅名が違うのは”こだわり”でしょうか?
津軽鉄道の主力、「津軽21形」ディーゼルカーで金木に向かいます。

この日は三両編成でしたが、後ろ二両は折り返しで団体用に使われるための回送で乗車できるのは前一両のみでした。
のどかな風景が広がる津軽平野の中を進む列車に乗って金木駅に到着。
五所川原寄りに少し戻ったところで”客車列車”を待つ事にしました。
遠く岩木山を望みながら築堤を走る津軽中里行きの”客車列車”

電線が・・・。
あともう少し岩木山がはっきり見えれば良かったんですが・・・。
津軽中里で折り返してきた津軽五所川原行きの”客車列車”が一枚目の写真です。
すっかりこの列車に魅了されてしまった僕は、実際に乗車することにしました。
梅雨の中休みを狙い打ち!

狙いはもちろん長野電鉄2000系。
梅雨晴れの下、このロケーションで撮影してきました。
日焼けで顔と腕がヒリヒリしています。
今は帰りの高速バスの中。
新幹線は高くて乗れません(苦笑)
津軽”恋”列車その1 「あけぼの」での旅立ち。
上野駅13番線ホーム。
行き止まり式のこのホームに、青森行き寝台特急「あけぼの」が推進運転で入線してきます。

上野駅から寝台列車で旅立つ門出を飾るこの儀式も、「北陸」が廃止になった今では「北斗星」「カシオペア」そして「あけぼの」の三本だけになってしまいました。
2010.4.26 僕はこの列車に乗って青森を目指しました。

ドアが開いてもすぐには乗り込まず、横たわる青い客車をじっくり眺めながら先頭の機関車の方に向かう。

本日の牽引機はEF64 1053号機でした。

東北新幹線が青森まで開業した後の「あけぼの」の去就について様々なうわさがあるためか、上野駅では写真を撮る人が多かったのですが、その中には女性の姿も何名か見かけました。
旅立ちの余韻を十分楽しんで、ようやく車内へ。

今回はB寝台個室”ソロ”に乗車します。
中央の廊下を挟んで蚕棚のように個室のドアが並んでいます。
”ソロ”は二階建て構造になっていますが、僕はもちろん眺望のいい上段の寝台を選びました。

入り口から見た部屋はこのようになっています。
「北斗星」の”ソロ”と比べると狭いですが、それでも列車の一部を占有できるのは何とも贅沢な気持ちになります。
21:15 定刻通り上野駅を発車。

早速部屋を暗くして流れる夜景を眺めながらビールを飲む。
この瞬間がたまらないんです!
6:30分 あと15分で秋田に到着するおはよう放送で目が覚める。
昨夜は上越トンネルあたりで寝てしまったようだ。
八郎潟、森岳、二ツ井など奥羽本線北部の小さな駅にもこまめに停車をしながら9:18分に弘前に到着。

長岡で機関車交換をして、牽引機はEF81 137号機でした。

弘前で「あけぼの」を降りて、五能線のキハ40に乗って津軽鉄道に向かいました。