0時頃になっても、
起きている人の方が多い。
絶え間なく続く余震に、
落ち着いて寝ていられない。
そんな中、出張明けと2時間半の徒歩が堪え、旦那はうつらうつらしていた。
娘は、環境の変化を感じて寝付けず起きていたが、
いよいよグズり始める。
赤ちゃんは連鎖的に鳴き始めるため、
娘も泣き出した赤ちゃんに、つられて泣き出した。
さらに寝ている赤ちゃんや、みんなを起こしてしまう。
娘を膝掛けにくるみ、廊下に出た。
中とは別世界で、かなり冷え込んでいる。
他の部屋が解放され、廊下に人はいなくなっていた。
赤ちゃんは敏感だ。
母親の表情や、声のトーンを感じとる。
薄暗い廊下で、
激しく泣く娘を抱きながら、
涙が込み上げる。
今日、起きたこと。
夢であるならば、どんなにいいだろう。
でも、これは現実。
娘の涙を止められるのは、今は私しかいない。
しっかりしなくちゃ。
娘は腕の中で、
激しく泣いては、うとうとしてはまた泣くのを繰り返し、
しばらくして泣き疲れたように眠った。
時計は1時を回るところ。
まだ、寝ていない人も多かった。
寝れないよね。
バスタオルを引いて、旦那の脇に娘を寝かせる。
安らかな寝顔に癒される。
この子は、絶対に守る。
パパも同じ気持ちだろう。
パパと娘の寝顔に、改めて無事に安堵した。
旦那の会社は、古いビルの5階だが、揺れが大きかったらしい。
普段から、人が走ったら揺れるようなビル。
地震当時、
旦那は社内にいて、
机のパソコンは床に落ちや、コピー機もガンガン倒れる。
事務員さんは悲鳴をあげ、
避難階段は、壁がはがれてボロボロ落ちる中を駆け下り避難。
旦那は生まれて初めて、
死が過ったという。
地震が落ち着いて戻ってみると、
パソコンがすべて落下し、業務復帰はなかなか難しそうな状況だったらしい。
明日から土日で休み。
パパがいてくれる安心感。
まだ2時か。
早く、夜が明けないかな。
長い長い一日。
長い長い夜。
少し眠ろう。
早く朝がくるように。
3時過ぎ。
また余震。
どちらともなく、私と旦那が娘に覆い被さる。
弟は、まだ自分のマンションの被害を確認していないし、
何より、彼女の安否が心配で落ち着かない。
私もかかりにくいのは分かっていたが、電話を連打してかけてみた。
何十回かけた時だろう。
繋がった!
けど、留守電だった。
でも、携帯は繋がるのに返信出来ないということは、
仕事柄、携帯は持たずに店舗に立ち、
地震時は、荷物を持たずにお客様をまず誘導し避難しているだろう。
きっとそうだ!
弟は、彼女と半同棲中。
弟「□□(彼女)が帰ってくるかもしれないから、マンションも心配だし様子見に行くわ。」
21:30
弟は、
コンビニのカップラ一つと、ヨーグルトと、彼女用に確保したご飯を持ち、
暗闇の町にまた出て行った。
22:11
弟よりメール
弟はマンションの10階。
『家の中、めちゃくちゃ!!□□(彼女)帰ってないみたい!!』
そんなとこにいて、大きな余震が来たら大変だ。
私メ『持てるもの持って、こっち戻ってきなよ!』
弟メ『荷物持てる状況じゃないかも!□□(彼女)連絡取るの難しいかも』
弟は、彼女が戻ってくるかもしれないから、マンションで待っていたいようだった。
しかし、真っ暗だし寒いし戻る保証もない。
何より、余震。
弟メ『日が登ってくれるといいんだけど。どうしよう』
私『日が登るには、まだ長すぎる!戻って朝を待ちなよ!』
23時過ぎ、弟が避難所に戻ってきた。
弟のマンションの状況は、
真っ暗だからとりあえず、携帯の明かりを頼りに、
靴のまま入ったらしいが、
足元が、何らかの破片でバキバキいっていて、
寝室への扉が、何か引っ掛かって開かない。
台所では、冷蔵庫は倒れないものの中身が散乱。
リビングは、水槽が床に落ちている模様。
大型のデジタルテレビは大丈夫!
それを確認するのがやっとで、とりあえずほぼ手ぶらで戻ってきた。
明るくなったら、また確認に行くと。
私達のスペースは狭いし、
薄明かるくなったら、すぐに彼女の職場に向かいたいというので、
弟は避難所の駐車場で、車中泊を決めた。
何より、彼女の安否が心配で落ち着かない。
私もかかりにくいのは分かっていたが、電話を連打してかけてみた。
何十回かけた時だろう。
繋がった!
けど、留守電だった。
でも、携帯は繋がるのに返信出来ないということは、
仕事柄、携帯は持たずに店舗に立ち、
地震時は、荷物を持たずにお客様をまず誘導し避難しているだろう。
きっとそうだ!
弟は、彼女と半同棲中。
弟「□□(彼女)が帰ってくるかもしれないから、マンションも心配だし様子見に行くわ。」
21:30
弟は、
コンビニのカップラ一つと、ヨーグルトと、彼女用に確保したご飯を持ち、
暗闇の町にまた出て行った。
22:11
弟よりメール
弟はマンションの10階。
『家の中、めちゃくちゃ!!□□(彼女)帰ってないみたい!!』
そんなとこにいて、大きな余震が来たら大変だ。
私メ『持てるもの持って、こっち戻ってきなよ!』
弟メ『荷物持てる状況じゃないかも!□□(彼女)連絡取るの難しいかも』
弟は、彼女が戻ってくるかもしれないから、マンションで待っていたいようだった。
しかし、真っ暗だし寒いし戻る保証もない。
何より、余震。
弟メ『日が登ってくれるといいんだけど。どうしよう』
私『日が登るには、まだ長すぎる!戻って朝を待ちなよ!』
23時過ぎ、弟が避難所に戻ってきた。
弟のマンションの状況は、
真っ暗だからとりあえず、携帯の明かりを頼りに、
靴のまま入ったらしいが、
足元が、何らかの破片でバキバキいっていて、
寝室への扉が、何か引っ掛かって開かない。
台所では、冷蔵庫は倒れないものの中身が散乱。
リビングは、水槽が床に落ちている模様。
大型のデジタルテレビは大丈夫!
それを確認するのがやっとで、とりあえずほぼ手ぶらで戻ってきた。
明るくなったら、また確認に行くと。
私達のスペースは狭いし、
薄明かるくなったら、すぐに彼女の職場に向かいたいというので、
弟は避難所の駐車場で、車中泊を決めた。
市民センターの私達が居た、畳の広間には、
自家発電による、ライトが一つ置いてあった。
人が寄り添っているせいか、暖房が無くてもコートを来てると寒くはない。
今思えば、給水所を兼ねていたため、水も出ていた。
そのため、赤ちゃんのミルク用にお湯がもらえた。
20時頃
施設担当者「今から、クラッカーと水を配ります。ご飯を炊き出ししてますが、水からなのでもう少し待っていて下さい!」
1人に、クラッカー10枚ほどと保存水1本が支給された。
クラッカーを一枚かじる。
水分が持っていかれて、味もなく、一枚で十分だったけど、
すぐ配給の対応が始まり、炊き出しがあるなんて、有り難がった。
21:00
母より父帰宅の連絡があり、安堵する。
炊き出しが出来たようだ。
パック詰めにした、わかめご飯だった。
おにぎり一つ分より多く、大人でもお腹は十分に満たされた。
施設担当者「おかわりあります。いる人いますか?」
弟の彼女も避難してくるかもしれないので、一つもらった。
続けざまに、
施設担当者「ラーメン屋◯◯さんより、スープの差し入れを頂きました!」
温かい中華風スープが配られた。
温かいスープが、冷えた体に染み込んだ。
豆腐が入っている。
これなら!
娘は離乳食後期。
しかし、軟飯を食べているので配られたわかめご飯は、食べられなかった。
ミルク用のお湯で、わかめご飯をふやかしたけど、少し硬くてあまり食べなかった。
娘が大好きな豆腐!
スープをお湯で割り、お豆腐をあげるとパクパク食べた。
あとはミルクと母乳をあげた。
娘が食べれるものがない。
私が食べて、とにかく母乳が出ないと。
粉ミルクのストックも無くなる。
自家発電による、ライトが一つ置いてあった。
人が寄り添っているせいか、暖房が無くてもコートを来てると寒くはない。
今思えば、給水所を兼ねていたため、水も出ていた。
そのため、赤ちゃんのミルク用にお湯がもらえた。
20時頃
施設担当者「今から、クラッカーと水を配ります。ご飯を炊き出ししてますが、水からなのでもう少し待っていて下さい!」
1人に、クラッカー10枚ほどと保存水1本が支給された。
クラッカーを一枚かじる。
水分が持っていかれて、味もなく、一枚で十分だったけど、
すぐ配給の対応が始まり、炊き出しがあるなんて、有り難がった。
21:00
母より父帰宅の連絡があり、安堵する。
炊き出しが出来たようだ。
パック詰めにした、わかめご飯だった。
おにぎり一つ分より多く、大人でもお腹は十分に満たされた。
施設担当者「おかわりあります。いる人いますか?」
弟の彼女も避難してくるかもしれないので、一つもらった。
続けざまに、
施設担当者「ラーメン屋◯◯さんより、スープの差し入れを頂きました!」
温かい中華風スープが配られた。
温かいスープが、冷えた体に染み込んだ。
豆腐が入っている。
これなら!
娘は離乳食後期。
しかし、軟飯を食べているので配られたわかめご飯は、食べられなかった。
ミルク用のお湯で、わかめご飯をふやかしたけど、少し硬くてあまり食べなかった。
娘が大好きな豆腐!
スープをお湯で割り、お豆腐をあげるとパクパク食べた。
あとはミルクと母乳をあげた。
娘が食べれるものがない。
私が食べて、とにかく母乳が出ないと。
粉ミルクのストックも無くなる。