対峙する悟と八代。悟も橋の上へ。
悟「僕の目に何かを感じたんだとしたら
…それは「やり遂げたい」っていう意思だ
「前に踏み込む覚悟」だよ
小5の頃も現在もそれは変わってない」

悟の告白「僕の小学5年生は3度あった
そして……現在は2度目の2005年だ」
「信じてくれる?」
八代「信じるよ 悟」
「世界中で唯一人 僕だけが信じられる話だ」

悟「八代先生…… 終わりにしない?」
眼下には佐知子と無事救われた久美。
八代「…悟 何も無いよ 「無い」んだ
小5の頃も現在もそれは変わってない」

八代は橋の端と中央のガソリンに点火する。
しかし悟は八代に飛びつき共に池に落ちる。

ケンヤと澤田に救われた悟と八代。
水面には八代の頭の蜘蛛の糸は映らない。

シンプルですが納得の決着だと思います。
次号で最終回。

八代の「無い」とは、台詞の繰り返しから、
悟の意思や覚悟に八代が応える事でしょう。
直前に悟の上の蜘蛛の糸を確認してるので、
お互い思い通りにならない、位でしょうか。

蜘蛛の糸は生を裁てる事を示しているはず。
八代は自らの生を裁てなくなった。
それが裁きを受ける事なら良いのですが。