最終話のこの辺のセリフ、重要そう。
ラライヤ「あの軍艦に乗ってる大人って、大きなおもちゃをもらってはしゃいでるんです」
ベルリ「僕は(クレッセントでなく)これ(シャンク)で、世界一周するぞー!」

完結記念イベントで配布されたというトミノ監督の「ラストシーンの意味 」は、裏返すと
・兵器を与えられれば人は正気でなくなる
・大人に騙されず、旅をして世界を見て政治や経済、技術や未来について自分で考えよう
ということで、それが、監督が"戦争の起源"を考えて脱ガンダム=脱戦争活劇ができたということかと。

以下、雑多なコメント。
地上にもアメリア艦隊→24話グシオン「(ドレット艦隊は)地球に下させてから、と考えるのだ」は伏線?
ダハック→ゾロアスター教の邪竜アジ・ダハーカで正解か
プランダー→エネルギーを吸うのでplunder「略奪」か
クンパのガランデン観察→「他人の戦争」として非協力的なら後で責めるつもりだった?
アマゾン流域でなくギニア高地にジャブロー跡→THE ORIGINの設定→ロライマ山か
ジョギングはロルッカたちに内緒→ボディスーツなしで走ればムタチオンは背が縮むだけで済む?
ノレド「本当なんですか」フラミニア「トワサンガへ帰ってから考えます」→その場にいないラライヤのこと?
ベルリ「凄いなぁ…女の人って」→フラミニアの計画のことか
クリム「自分の子供を戦死させてまで利用する大統領などは潰してもいい!」→ギレン演説へのオマージュか
クンも背が小さくなった?→ムタチオンでボディスーツ着てた?ミラジが調べてるローゼンタールの服も?
ラストでロルッカ不在→アメリアへ?

最後にムタチオンとクンパ、ロルッカ 再考。

3/23に公式Glossaryで「レイハントン家」と「ムタチオン」が追加されました。
ムタチオンは「金星宙域で生まれる人間の一部に存在する、人類の突然変異体」となっています。
でもラ・グーはムタチオン「する」と言ってますから、突然変異「体」ではないのでは。
フラミニアから考えて個人の劣化を指すようですが、戦争より運動をオススメします>クンパ

(3/31追記)Gレコでは「突然変異」が、人生の途中の「突然」の変化と誤解している気がしてきました。
突然変異とは本来、親から子や孫へ続く長い時間の中で「突然」親たちと異なる子が生じることです。
長寿命の途中で起こる突然の体の変化がムタチオンなら、それは突然変異ではありません。
無重力による筋量の減少や宇宙線の被曝による損傷などの話が混ざっていると思います。(追記ここまで)

ロルッカも公式Characterに現れましたが、策動は単に自らの生き残りのためなんですかね。
遺児の場所を知らなかったと言うクンパに驚いたのは、ドレット家潰しとレイハントン家再興が2人の建前だったから?

公式の追加情報も合わせてまとめ直すとこんな感じ?
・金星でムタチオン発覚
・20年近く前ピアニ・カルータ事件(地球での戦争と人の強化を主張)
・ピアニがトワサンガへ、大尉となり、レイハントン家や技術者たちと合流
・ドレット家の軍事クーデターでレイハントン家が滅び、クンパが遺児たちを地球へ
・仕えていたロルッカたちがレジスタンスグループを結成
・レジスタンスの技術者が地球に流入、大陸間の争いが始まる
・ドレット艦隊がレコンギスタを計画、活動を活発化させる
・ピアニが地球へ、クンパに改名、キャピタル・ガード調査部の大佐に
・クンパがゴンドワンやアメリアに技術を持ち込み宇宙戦艦建造が始まる
・ジット団形成、フラミニアがレジスタンスに潜入しラライヤとも知り合う
・ラライヤとG-セルフをドレット艦隊経由で地球に送り込み遺児たちを探す

さて、Gレコの記事も今回で最後かな。戦況図(22 ,23-24 ,25 ,26 話)作成楽しかった!