自分の事ってわかっているようで判っていない。

いつも同じように見ていたら、

その視点が普通になってしまう。

長くメガネかけていたら

いつの間にかメガネをかけている事をわすれているように。


自分の事も時々視点を変えて見る必要がある

いつも同じ視点だと、一部分しか見えないから。




視点を変えてみるってなかなか難しい。

だから、言葉を使って別の部分を意識していく

そうすると

新しい視点が見えてくることもある。


気になった言葉、

自分にグサっきた言葉

そんな言葉に出会ったら

自分に当てはめてみる。




自分はどうだろうか?




自問自答してみる。

そうすると、今まで見えていなかった自分が見えてくる時がある。






私もこれで気付いた事がある。

『楽ばかり求めていると、苦がついてくる』

そんな言葉、こころに沁みた時があった。


『今自分が言っていることは、ホンマは自分が楽したいからじゃないの?』


そんな言葉を自分にかけてみて

ハッとしたことがあった。





自分が色々いっているのは怖くて自分では出来ないって思い込んでいるだけしょ!

自分が出来ない部分を人に求めているだけじゃん!!

それは楽しているだけしょ!!

それって自分を信じていないだけでしょ!!


・・・・・・

・・・・・・・・


自分を信じていなかったんだぁ----!!






言葉という明かりを 自分の暗い場所に 投げ込んでみると

その周りが明るくなって、フワーーっとその部分がみえてくるような感じだった。





自分自身を信じていないことに気付いた瞬間でした。






その頃は私は日常の実感がありませんでした。

強い自己否定と 固まったような冷たい気持ち。



日常の生活をしていても

なにか膜に覆われているように何も感じないんです。

意識はしっかりとしているんだけ

何かを食べたり、飲んだりしても

それが自分ではないように感じる。

何か透明な着ぐるみを着ているようなかんじ。









それから、心療内科に通うようになり、

医師と話をするようになりました。


自分の状態を言ったり

それまでの経緯を説明したり。

過去の一連の出来事を思い出していくと

自分の中で沸々と怒りがこみ上げてくる。



なんで?

ちゃんとしろよ!!

親に対しての怒り。怒号!



なんでこんな所に来ているのか!!

それさえ 怒りを覚えた。



そんな事を何回か繰り返していくうちに

自分に目が行くようになり、

自分の不甲斐なさに対しても

いろんな感情が出てくる。


挫折感、劣等感。

鏡を見ると、アトピーで黒ずんだ肌。

自分をみるのが嫌でたまらなかった事。



聞いているほうは大変だと思う。

そんな汚い言葉を浴びるのは気持ちがいいものではない。

近くにいる人はすぐに止めろって逆切れしてた。




決してキレイな気持ちではなかったけど、

怒りや悲しみを口に出して言うことで、

気持ちが整理されていく。



それまで私は一連の出来事を誰にも

言えなかったから。


そんな事を繰り返していくうちに

日常の感覚が少しづつ戻っていくようになった。



固まっていたこころが

怒りという大きな蓋を取ることで、

詰まっていた様々な気持ちが出て行く。

そうすることで少しづつ動き出した。




感情の器はまず怒りという蓋を取らないといけないみたいだ。

カウンセリングがない時は、ノートに気持ちを書き殴っていった。

そうすることで怒りの下の、ほかの感情もみえてくる。


本当はしんどき時に協力してほしかった。

我慢してきたけど、本当は話を聞いてほしかった。

色々相談したいことがあった。


これらの思いの中には 私の寂しさが隠れていた。



一つ一つの感情を

ちゃんと見ていくことが

ちゃんと感じていくことが

自分を大事にするって事なのかもしれない。




『やらなければいけない 』

問題ばかり気にしている頃は

私は頭の支配下にいて、ココロをちゃんと見てこなかった。

理性ばかりで、感性を大事にしてこなかったのだ。





感情を出すことは 昔から苦手でした。

人の目を気にしていたからかもしれないが

人にさらけ出すものではないって思っている部分もありました。


家では父親がかなりのかんしゃく持ちで 

ちょっとした事で怒ることが多々あり。

子供ながらにあんまりカッコイイもではないなって

思っていたからかもしれません。


そんな私も、時々 ドカンと爆発することはありました。

親を反面教師にしているつもりが、時々『先生』になってしまっていました。






いい気持ちのものは出しやすく、共有しやすいので

表現しやすいかもしれませんが


悪い気持ちというか 重たい気持ちって

自分でもあんまり見たくないし

表現しにくい。

だから、溜まりやすいのかもしれません。



でも出していかないと、こころの器の中はどんどん濁っていく。

だから、そんな感情をどのように処理するかが大事なんだと思います。



どのように自己表現するか。



どのようにアウトプットするか。



人に聞いてもらうのもいいでしょうが、

ホンマに汚い言葉とかだったら、言いにくかったり

『出したものは返ってくる』なので

人に出すと回りまわって、同じようなことを引き寄せるかもしれません。


だから、

布団をかぶって 

一人で言葉にならない感情を

ガァーーーっと出したらいい。



泣きたい時は泣けばいい!!





溜まったものは出さないといけないなら

人に向かって出すのではなくて、自分で処理する。


イライラした気持ちをその人に向けて出しても

自分はスッキリするかもしれませんが

相手は逆に怒ったり、関係が悪くなったり

後々 やはり自分に帰ってきてしまうので

自分で処理する。




怒りは相手に向けないで ただ出すだけ。










ほかにも

モヤモヤとした自分でも掴みきれないような思いなら

ノートにどんどん書いて心を吐き出していく。


書き出すことで、スッキリしたり

自分の気持ちを捉えることも出来る。

こころの奥にあったものが出てきて浄化されるかもしれません。