坂の上の雲 言わずと知れた良書 | tsure-dure-naru-mamani

坂の上の雲 言わずと知れた良書

最近仕事が忙しく更新してませんでしたが、久しぶりに


NHKでスペシャルドラマ『坂の上の雲』がスタートしました

原作は司馬遼太郎

私が過去読んだ本で、TOP10に入る良書ですので、
読んでない人はだまされたと思って絶対に読んでください
(文庫本全8巻でたぶん10回くらい通してよんでます)

ちなみに、この連載小説を書くための資料はトラック1台分で、
この途方もない資料を丹念に調べ、一つ一つ積み上げていったという逸話があります。

歴史小説という形ですが、まさに歴史書そのもので、
日本人とは何なのか?
国とは何か?
人間とは何か?
あらゆることを感じ取れる小説です

当時の明治日本人の生きざまを考えると、
昭和の日本や現状がいかにも情けない気持ちになります

日本国が滅びる、日本人が奴隷となる恐怖、危機感からくるリーダーたちの生きざま
責任感といったら、日露戦争のあと、心労のため力尽きたようになくなっていることからも
熱いものを感じます


軍国主義云々言うわけではなく、
(むしろ、明治の現実主義をなくした軍国ロマン主義、傲慢から昭和日本は敗れたとおもうが)
その人々の生きた姿を感じ取れる、同じ人間なんだと感じ取れる
本当に面白い本です