資本主義と石油 | tsure-dure-naru-mamani

資本主義と石油

世の中をマクロの視点でいったん整理してみる

エネルギーを使うことで人の活動が活性される
経済活動が活性化される
つまり、エネルギー消費量と経済規模はほぼ比例する

現在のエネルギーの源泉は石油
石油を握った国が覇権をとれるということ
以前は木材だったが、石炭や石油に変遷してきた

1900年時点の資料によると
石油の産出国No.1はアメリカだった
しかも圧倒的1位だ
1950年~60年時点の中東の大油田の発見で
その順位はかわる
アメリカはこのことの重大性を認識しているのでいち早く抑えにかかる
なぜ、アメリカがわざわざ中東に出かけて行ってイラク戦争をおこなったか
アメリカ人の命を削ってまでも中東を抑えようとしたかは明白だ

現在の世界経済はすべては石油に終始する

そういう意味ではブッシュ大統領、アメリカの保守派は目的をしっかり果たしている
膨大な利益を確保できたことになる

日本もその恩恵を受けている
イラク戦争をはじめとするアメリカのスーパーパワーの恩恵を受けている
去年、イラン大統領がペルシャ湾のホラムズ海峡を封鎖すると発言したとき
正直日本の株価は第暴落するとおもった
日本の石油の80パーセント以上をペルシャ湾に依存しているということは
そこからの補給路が日本の生命線になるということだ

資本主義とかなんとかいっているが
経済の核、幸福な生活の源泉は石油だということだ
現状はそれがすべてということ

そして経済成長は石油の消費量の増加と一致する
これがなくなるとき、また経済規模もその分縮小する

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