総合
マイクロソフト
オラクル
トヨタ
任天堂
好調な企業は専門に特化している
狭く深く
無闇に手を広げない
一方、日本の多くの企業は気がつくと総合化していこうとする
これが敗因の一つではないか
なぜ手を広げようとするのかは分析が必要だが
安易な悪い習性である可能性が高い
政治なのか見栄なのかロマンなのかしらないが
三洋電機 は失敗例としてはわかりやすいが
立て直す方法としてもっとも簡単な
解体作業が進んでいる
外資によってバラバラにされ
最終的には三洋電池として再出発するようだ
ただ、経営的には正しい判断だろう
古来、勇将とは撤退する勇気をもつ大将のことをいう
おそれを知らずにがむしゃらに突き進むのは
匹夫の勇という
NECも三菱電機も同様の問題をかかえている
自社の強みに特化する
間違ったとわかれば素直に撤退する
思いやしがらみはあるだろうが
それをたちきる
ということ
わかっちゃいるけどやめられない
そんな会社は大企業ならず身近にもたくさんある
雨が降ったら傘をさす
間違ったらやめる
小学生でもわかることだが、
有能な経営者であっても
それまでの経緯、部下の顔、ステークホルダーの顔
にしばられて動けない
だが、すべての責任を負い決断をするのはトップいかいない