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PFPへの旅

ボクシングを中心にスポーツや世の中の様々なジャンルを大真面目に考えるブログです。政治経済からアングラまで、知りたいことがあったらコメント欄にどうぞ。

黄金のバンタム・・・。
日本に於いて「バンタム級」は昔から最高の位置づけだったように思う。古くはファイティング原田に始まり、漫画の「あしたのジョー」で人気が沸騰し、辰吉丈一郎で確固たるものになった。

俺もそうだが少年がスポーツにのめり込むのは「見ること」に限定すれば映像と漫画の影響が大きい。俺がボクシングに触れたのは「具志堅+あしたのジョー」だし、野球に触れたのは「ジャイアンツ中継+巨人の星」、そしてサッカーなら「WC+キャプテン翼」だ。

特に「あしたのジョー」ではボクサーの過酷な減量を初めて知ったし、力石が死んだいわゆるリング渦、そしてテクニカルな用語であるクロスカウンターなど少年の心に強烈な印象を残した。

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未だにバンタム史上最強の一人と目されている「エデル・ジョフレ」というブラジリアンがいる。あのシュガーレイ・ロビンソンと並び評される程の男だ。ガロ・デ・オーロ(ポルトガル語で黄金のバンタムの意)なる言葉が人々から畏敬の念を持って発せられたのはこの男の出現からだ。戦績は78戦72勝50KO2敗4分。無敗でチャンピオンになってからは8連続KO防衛で、その中には統一戦や終生のライバルであるジョー・メデルとの試合も含まれている。
まさに無敵の絶頂期であるが、9度目の防衛戦で東洋の島国のフライ級上がりの一人の男の挑戦を受ける。往年のボクシングファンは日本人ベストバウトに推す人も多いが、この男こそ今や伝説となった「ファイティング原田」だ。
ジョフレに勝つのは不可能とまで言われたこの試合で原田は空前の戦いを演じ、僅差判定で勝利する。日本中の興奮は想像を絶するが、今で言うと恐らく西岡がガンボアを倒すようなイメージだろう。リマッチでも原田は完勝し返り討ちにする。ジョフレの戦績を見てほしい。生涯で負けた二つの試合こそ、我が日本の原田がつけた黒星なのだ。
あしたのジョーが何故バンタムだったか?はやはりこの試合の影響が大きく作用したのは間違いない。

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そんな盛り上がりを見せたバンタムでまさにあしたのジョーにつながる「ジョー」という名の日本ボクシング史上最高のスターが登場する。辰吉丈一郎だ。辰吉に関してはたびたびブログで書いているし、説明不要だろう。

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この一連の流れは偶然ではなく日本ボクシングの先人達が生んだ魂だと思う。幾多の先人達が「世界に勝ちたい」「ボクシングをメジャーにしたい」と思い散っていったことか・・・。そういった思い、いや執念がこのバンタムという階級で花開いたのだ。

歴史を受け継ぐ者たち・・・。歴史を背負う者たち・・・。穂積が圧倒的な強さで10回の防衛を果たし、階級こそSバンタムだがバンタムと名の付く階級で西岡という男が前人未到の境地に達しつつある。


今年は起承転結の「結」、そう日本バンタム史の集大成を迎える可能性がある。西岡VSドネアだ。
原田で始まった日本バンタム史は西岡によって究極の完結を見るはずだ。またそれこそが違う階級、世界の主戦場であるウェルターなどで日本の新たな伝説を生む源泉となるのだ。

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頑張れ西岡!頑張れ穂積!・・・う~ん亀1も下田も化けてくれ~!!