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PFPへの旅

ボクシングを中心にスポーツや世の中の様々なジャンルを大真面目に考えるブログです。政治経済からアングラまで、知りたいことがあったらコメント欄にどうぞ。

俺が初めて世界のボクシングに触れたのは「レナードVSハグラー」で中三の時。世界の知識も無いままに偶然夜中にライブでやっていたこの試合に俺はまるでズリセンを覚えた中学生のように(といっても中学生そのものだが)、夢中にになり興奮したのを覚えている。もちろん国内のボクシングはTV中継がある限りは必ず見ていたが、それは野球や相撲などと同列だ。
その後中学を卒業してからつるんでいた連中がみなボクシング好きであったために世界のボクシングにのめりこんでいくことになる。
中でも黄金の中量級はレンタルビデオでもその映像が多数出ていて、当時から一番見ている試合群といっても過言ではない。俺のブログでも都度出てくるので一度論評したい。

シュガー・レイ・レナード、トーマス・ヒットマン・ハンーズ、石の拳ロベルト・デュラン、マーベラス・マービン・ハグラー。近代ボクシングが始まってから、ほぼ同一階級にこれほどの才能・個性・人気も持つ選手が揃ったことは無い。


ボクシングの太陽であるレナードはスピードを生かした天才型のボクサーでシュガーレイ・ロビンソンやアリの正当なる後継者だ。その系譜はその後ロイ・ジョーンズやメイウェザーに受け継がれていく。
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ハーンズはフリッカージャブを武器に勝ちも負けも強烈な男で、デトロイトスタイルなるものを完成させた。L字ブロックやジャブはメイウェザーもやっているので、正確に言うとメイウェザーは全体的にはレナードだがハーンズの攻撃とウィテカーの防御のハーフとも言える。
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基本的にはレナードとハーンズが中心で回っていく。

そこに階級の壁を越え無謀な男デュランが参戦していく。この男はもちろん技術はあるが気迫が最大の特長だ。
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そしてハグラー。この男は現役時代は酒タバコはもちろん菓子やジュースも拒否しボクシングのためだけのストイックな生活を送る。しかしこの男は基本待ちの姿勢で挑戦はいつでも受けるが、俺からわざわざオファーは出さないの姿勢を貫いた。
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全員が全員、総当たり戦のように戦い、相性もあるだろうが、俺の実感ではハグラー、レナード、ハーンズ、デュランの強い順だ。そして人気はレナード、デュラン、ハーンズ、ハグラーの順だ。まあ、ハグラーとハーンズはミドルがナチュラルウェイト、レナードはウェルター、デュランはライトだから一概には比べられない。実際デュランを恐怖の一撃で失神させたハーンズはハグラーに失神させられ、そのデュランはハグラーに善戦しレナードにも勝つ。そのレナードはデュランを返り討ちにし、ハーンズやハグラーにも勝つ。いずれも歴史に残る熱戦でおおよそ凡戦が見当たらない。

ただし歴史的評価とは残酷だ。俺の見たてで一番強いハグラーは歴史に埋もれている。何故か?それは階級の壁を超えなかったことが全てだ。例えば他の三人はライバルがいなかったとしてもスターになっただろう。しかしハグラーは他の三人がいなかったら輝けなかったと思うのだ。

俺の中でPFPの基準は何か?と考え始めたのはこのころだ。ハグラー、ロペス、など1階級で無敵を誇るチャンピオンもいる。素晴らしいとも思う。しかしこの4人の歴史的価値を見るにつけ、階級の壁を超えることこそがPFPに名乗りをあげる絶対条件となるのだ。