※読書健忘記録です。
内容を含みます。
ーゆうべの夢は爆に食わせよう。
それを喰らわせた化け物が近づいてくる気配がしたー

私は、妻と離婚し、息子の俊也は妻が引き取った。
今、私は母と2人で暮らしている。

狭心症で薬を飲み、仕事も辞めた。
薬は初診だと偽り、数カ所の医院で診察を受け、不正に大量にもらった。
何故なら、薬がないと、夢を喰らわせたバケモノが近づいてくるからだ。
そして、思い出したくない過去を蘇らせる。

だから私は薬が切れる前に死ぬつもりだった。

離婚後、毎月、決められた日にちに、俊也と隣町で会っていた。
その日、元妻に「仕事でしばらく家をあけるので、俊也を預かってほしい」と頼まれた。

本当はその日の帰り、私は電車で飛び降り自殺するつもりだったのにー。
いざホームで並んだら、沢山の人達の目が怖くなって、反対側のホームに移動した。
するとその時、向かい側のホームから美禰子が私を見つめていた。
まるで私の考えていたことを知ってるかのように、私の目の前で電車にはねられて死んだ。


ー思い出すのは、32年前、子供の頃にO村に住んでいた頃ー

私の父と、美禰子が行方不明になった。

その後、父は遺体で発見された。

一方、美禰子は行方不明のままだった。

その美禰子がなぜ、私の前でホームに飛び降り死んだのかー。
父と美禰子の関係も謎だった。

自分の人生を終える前に、この不可解を消し去りたかった。
息子を預かることを承諾し、俊也と数十年ぶりにO村に行った。

そこで、真実が明るみになると同時に、
悲劇に巻き込まれることになるー。

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〜感想〜

面白かった!
道尾秀介ワールドに、どっぷりハマってしまった

描写が上手くて情景が目に浮かんで、
引き込まれてました

意外な結末でした!