ラブラドール「みなさん、ありがとう!これからも市の発展のために全力を尽くします」
「産業を発展させ、労働者の賃金アップ、市の借金の返済をおこなっていきます。
医療福祉を充実させます。道端で貧しい人が行き倒れるようなことはさせません。」
「お父さん、おめでとう」
「お前は自慢の息子だ」
「市長、おめでとうございます」
「あなたを信じていたわ」
「・・・・・・・」
ふう・・・・当選したものの、あんな公約実現できるわけない。
住民は文句ばかり言うし、市は借金まみれ。壊れかけの工場。
給料は安いうえに領収書が出せない出費が多く、ほとんどただ働きだ
???「なら、不正を行い蓄財を図り、恐怖政治をしき、福祉を削り、
一族郎党に利益を供与すればいいじゃない?
君にあたえられた権力、好きに使えばいい。」
そんなことができるわけがない。
そんな悪事を働くくらいなら無職のほうがましだ。
「そういった欲のないところが気に入って、あなたを市長においているんだよ」
「もう疲れました。誰かほかの適任者を選んでください。」
「本当にいいの?意味のない毎日、路頭に迷うスタッフ、失望する家族,・・・
それに市民にとっても、君以上の適任者がほかにいる?」
「・・・わかりました。」
「君は潔癖すぎるところがある。
焦らず、広い心を持ち、批判を恐れず、悪に対して善で返し、思いやりのある政治を行うんだ」
「私にはそんな勇気はありません。
私にできることは明日も同じように市役所にいって、無難に仕事をこなすことだけです。」
「・・・・・まあそうやって頑張っていれば、そのうちいいことも起こるよ」
(END)
(解説)
全くオチがない、人形劇というよりもシルバニアポエムでした。













