ごきげんよう

メラメラみやたかなです。

昨日の続きです。


疲れたなぁ。

でも、家庭の雰囲気悪いの嫌だし、

前回同様、うまく乗り越えなくては!


ということで、勃発の翌日から

「1番を譲るミッション」開始。




夫を笑顔で起こし、

「昨日はごめんね。余裕がなくて。
  今日はけっこう寒いよ」

「昨夜こもっちゃって寂しかったけど
  一人で振り返る時間ができて
  あれはあれでよかったと思う。
  ありがとう。ごめんね。」

「今朝のご飯自信あるんだ。どう?」


1番に考えてる感を演出するも、

本当にね、何にも返ってこない。ゲロー


「うん」くらい?笑


謝ってもダメ。

お礼でもダメ。


目線も合わないし、

心の扉クローズ。



私が一人で勝手に向き合って、

大人になろうと頑張っちゃって、

自分がピエロに思えた。



娘の保育園の連絡帳を記入しながら

「何を言ってもダメなの?」

と聞くと、

「怒ってる君と話したくない」

とだけ、返ってきた。



もう私は怒りを沈めてるんですけど。

明るく歩み寄ってるんですけど。

一人にすると余計すねるくせに。



もう嫌。


バカバカしい。



なんでこんな頑固な奴と

結婚したんだ私は。


まぁ彼の態度は当然のことで、

私は自分のことを少しも悪いと思っていなくて

とりあえず沈めるために妥協して振る舞っているんだから、そりゃそんな本音は筒抜けだよね。



朝のめっちゃ忙しい時間に、
私は涙を流しながら彼に言った。


「そうやってさ、何も言わずに
書斎にこもったり目も合わせないで
無視したりとかされると、すごい辛い。

私はあなたも娘も愛してるけど、
いくら声かけても何も言ってくれないと
あなたが何を考えてるか全然わかんないし

子育てにも自信ないし、寂しいし、
どうすればいいかわかんないし
孤独感ばっかりで、そんなんだとこの先
一緒にやっていける自信なんてない」


夫はようやく私を正面から見た。

私はふぇ~んと泣きながら

「娘との向き合いかたはまた考える…」

なんて言ってた。


娘が心配そうに私の足元を
なでなでしてくれて、余計に泣けた。


そんな様子を見て、

ダイキチはようやく話し出した。





普段泣かない女の涙は
絶大な威力を持つ。



ダイキチの本音をまとめると、

ダンマリの理由は、

怒ってる私と話したくないから。
→なぜか?
→私が怒ると主張ばっかりで人の意見を
全然聞かないから、自分にとっては
無視され、存在がないのと一緒
→孤独で自分の無価値感を感じる
→辛くなるから離れたい

ということ、らしい。



私たちはタイミングは違えど、
「無視されてるのは、辛い。
   孤独を感じる」と、

お互いに思っていたのだった。



人は自分の鏡、とは
よく言ったもの。



そして、人の意見を聞けないなんて私は
自分のことを思ったことはなかった。

夫の方がよっぽど頑固で、

人の意見なんて全然取り入れないもの。



でも、私は怒ると理論を展開し

饒舌に相手を説き伏せるから

口下手男からすると反論できず、

取りつく島もない感じがするのだろう。


それが、意見を聞き入れない感じに

受け取られるのかな。


本音でぶつかると、本音が返ってくる。

怒りには怒りが。


取り繕うとこじらせるのだ。

そして夫婦でありつつ孤独は隣あわせ。


結婚とはいつ何時もソロプレーである。

相手は鏡であり、

いつも、「自分と向き合う」ことに

必ず行き着くようになっていた。



続く。