


何かを「失う」というのは、
とても怖いことですよね。
仕事や恋人や友人、お金やモノ いろいろある。
イメージコンサルタント(パーソナルカラーや骨格診断)の勉強を始めた私・みやたは、
「実は資格取得したら辞めたい」という退職相談を
かるーく上司2名に話したことがございました。
(結果、2人目を産むのに産休に入ったからその時は退職しなかったんだけど)
退職への道のりはこちらのシリーズへ↓
https://ameblo.jp/so1gner/entry-12613934216.html
2人の反応は対照的だったわ。
①上司A(男)の反応
仕事のできる人に去られるのはとても残念だけど、そこまで覚悟してるなら誰にも止められないから時期が来たら辞めて良いと思う。
AIの進化で銀行の事務は自動化されていくし、
銀行の人事制度もポスト不足で昇格は難しくなる一方。
僕も「上を目指せ」って部下に言うけど、
実際歯がゆく思うことも多いんだ。
だからみやたさんみたいに先を見据えて、ここで生き方を創造性ある場所へ変えるのは正解かもしれない。
②上司B(女)の反応
みやたさんとは長く働きたかったのに残念だわ。
前の部下で、「JALのCAになりたい」って転職した子がいたの。
私は色々確認したのよ?
CAはとてもキツいお仕事だし、長い目で見たとき、うちの会社とはいただけるもの(お金)が全然違う。
それでもいいの?って。
彼女は「それでも良い」って言ったからそれ以上止めなかったんだけど、彼女の結婚式に出たとき
ご両親に「親としては転職とどまってほしかった」
って言われたし…。
もったいないんじゃない?
でも、これは人生の選択だからね…
この差よ。
この差!!笑
上司はどちらも「人生を大切に選択する」という視点は同じなのに、考え方がオフェンスとディフェンスだったわ。
①オフェンス
未来思考
可能性を信じる
動かないことによって失う未来にフォーカス
②ディフェンス
現状維持思考
もったいない
動くことによって失うもの=「いただけるもの(お金)」にフォーカス
左脳・現実・目に見えるもの・親など周囲の評判を重要視
見えない未来へのチャレンジが恐怖である
そういう人って多いわよね。特に女は。
私達は何かを始めるとき
「それによって失うもの」は明確にわかってしまう。
それに対して、
「始めた先に得られるもの」は未知であるためにわからない。
「もともとあったものがなくなる」ことによく気づき、大事なものをしっかり守りたいと思う傾向があるんだとか。
図らずもその男女傾向を体験として目の当たりにしたわw
そもそも、
人生は下りのエスカレーター。
止まる→いつのまにか下の場所へ
普通に歩く→同じ場所
急いで歩く・駆け足→上の場所へ
現状維持として止まることによって失っているものもあるのよ。そっちには目を向けないの?
そのリスクはないの?
銀行員はAIこんにちはで店舗も人員も削減ガンガンで、新産業を作れない限り斜陽産業の極みなのよ。社内体制は古く風通し悪く非効率事務ばかりかつ副業禁止。私のいた外為はポジションも減らされてて、他部門異動も考えろって言われてたわ。
AIで10年後に亡くなる仕事のリストには
「銀行員」はいつも入っていて「レジ係」の隣に載っていることが多かった。
そしてその「レジ係」は、既に自動になりつつある。
50代の上司は逃げ切れても、
私は逃げ切れない。
今は良いかもしれないけれど、
だんだん真綿で首を締め上げられるように給与もボーナスも減り、待遇は悪くなっていく。
そこに留まるリスク。
自分の天職を見つけてニーズも確実にある。
そこにチャレンジするリスク。
長い目で見てどちらが本当のリスクなのかは自明の理だわ。
思考の軸がフラットになるだけで
物事に対する判断は全く異なってくるというもの。
リスクはフラットな思考で捉えないと、ネズミ花火のようにぐるぐる回った結果、狂うわよ♡
②の女上司はイマイチな出向を遂げ
①の男上司は大好きな海外・ベトナムで新規事業を手掛けに栄転出向したわ。
(出向についてはこちら↓笑)
明日はこの記事に関連した「機会損失」の話♡



