ごきげんよう虹みやたかなです。

 

関東は大雨でしたね雨

 

 

雨が、結構好きです。

 

 

天パの髪はフワッフワになるし

 

革製品は使えないけど

 

 

活動的に動かなくていい

 

まったりできる

 

そして

 

気持ちが冴えてくるから

 

本当は読書とかしたい。

 

 

寝室は雨音がよく聞こえるので

 

まだ夢現な中、この音に

 

耳を澄ませるのも大好き。

 

 

そしていつもある詩を思い出します。

 

 

「一九八四年八月一八日、

 

台所の窓際に座って朝食をとりながら

 

雨に濡れたレンガに囲まれた

 

見慣れた広い裏庭に目をやる。

 

ニワウルシの梢の上に渡された

 

洗濯ロープを伝う雨滴に目を凝らす。

 

海の底のように穏やかだ。」

 

 

この詩はアレン・ギンズバーグの詩。

 

19歳くらいの時に読みました。

 

 

めちゃめちゃなんでもない、

 

ただの日常の風景を

 

静かにゆっくり眺めて

 

「海の底のように穏やかだ」

 

そんな風に思えるなんて

 

豊かな人生だな

 

なんて思って。

 

 

以来、雨の朝は思い出します。

 

 

そして思うのです。

 

「海の底ってどうだったっけ?」

 

スキューバの記憶だと

 

見事に南の島のとっても綺麗な

 

お魚ちゃんと

 

サンゴやイソギンチャク…

 

アレンが思い描いたものとは

 

たぶん、ぜったい違う!笑

 

 

でも、静かでした。

 

コポコポいってて、

 

自分の呼吸と、水の音だけ。

 

現代はノイズを排除しないと

 

味わえない感覚かもしれません。

 

 

スカイダイビングでも、

 

上空はとっても静か。

 

風を切って落下する自分と

 

世界と2人だけのようです。

 

 

ということは、

 

空も海も静かで

 

うるさいのは地上だけ

 

ってことかな。笑