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◆米株安が日本に波及しない理由


一方で、米株式市場の調整がそのまま日経平均株価の

下落につながるわけではありません。



為替や上昇の反動が大きかったとは言っても、

日経平均株価は米株式と違って

すでに大幅な調整を見せていますし



何より先月末からリスク回避として買われてきた円相場は

量的緩和の縮小見通しによる米金利上昇から、

円安に振れています。



また、FOMCへの警戒感から押し目買いを

入れにくい状態が続いていましたが、



結果はともかくイベント通過の安心感によって

売買がしやすくなることはプラス材料でしょう。



日経平均株価は今回の下落によって、

4月4日の日銀による異次元緩和当日の

水準まで戻ってきてしまいましたが、



緩和の出口戦略を模索する米国と違って

日本では緩和策はこれから拡大傾向になっていく見込みです。



先日は失望売りのきっかけとなってしまいましたが

安倍首相の成長戦略も来月の参院選を前に

新たに拡充される可能性は十分にあります。



時事通信が実施した6月の世論調査では

安倍内閣の支持率は2カ月連続で減少しており、



自民党にとっても停滞ムードでの

選挙は避けたいところでしょう。



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◆人の行く裏に道あり花の山


これらのことから考えると

米国株式市場は今後しばらく調整局面となる可能性が高いものの

日本の株式市場にとってはマイナス材料となるわけではなく



これから円安が進行するのであれば

再び上昇に転じる可能性が高いということになります。



ちょうど、週末21日の日経平均株価は

午後に円安が進んだ影響で一気に買いが膨らみました。



ここに日銀の追加緩和や安倍首相の成長戦略が加わることによって

5月の高値を更新していっても不思議ではありません。



ほんの1~2カ月前まで、ニュースでは

株価の上昇が盛んに報じられていましたが、



足元の大幅下落ですっかりトーンダウンしてしまいました。



中には、今回初めて株式投資にチャレンジしてみたり

数年ぶりに再開したばかりの投資家もたくさんいたでしょう。



もしかすると、株を買ったとたんに暴落してしまい

身動きが取れなくなっている方もいるのではないでしょうか。



有名な相場の格言に「人の行く裏に道あり花の山」

というものがあります。



人と同じことをしていては勝てないということですが

上昇相場で強気になって

現在の調整局面で弱気になっているならば、



まさに人と同じことをしている投
資家だと言えるかもしれません。



高値では買えなかった銘柄が下落してきた今は、

むしろチャンスだと捉えるべきです。




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