2019.4.24    17:07

娘から
着信があった

すぐに
折り返すと

「お母さん、お腹が痛い
ガマンできん、さっきトイレで血もでた」

泣いている娘の声を聞き
尋常でない痛みだと
感じたわたしは

「救急車よびな!」

とっさに言っていた


自宅から
5分程離れた場所で
訪問していたが
終了し
帰社の途中だったが
すぐに
上司に連絡した

「すぐに
帰ってあげて」
と言ってもらえ

Uターンし
自宅へと
向かった


すでに
救急車がついており

娘が搬送される直前だった

一緒に乗り込むと

救急隊員の方が
「近くの産婦人科病院に搬送します。
もし、そちらで内科のほうへ
と言われたら、きちんと内科まで
お連れします。」

なんで
産婦人科?
思ったものの

誠実で丁寧な
救急隊員の方に
お任せしよう

うなづいた



帰社時間と重なり
また
近くに自動車工場があることで

自家用車と
大型トラックで
大渋滞していたのだが

サイレンの音
また
「救急車が通ります」
の案内の声で

サーッと
車が両サイドによけ
真ん中に
新しい道が開けた

その様は
まるで
モーゼの様で

なぜだか
涙があふれでて



ワクワク
とか
ドキドキ
とかの

言葉も
ぶっ飛び

未知なる次元に
心地よく
のみこまれていくよう
だった