9月11日  朝
妹から電話が入った

その時が
きたかもしれない

そう思い
病院にむかった

父は意識はなく

人工呼吸器の音と
モニターのアラーム音が
時々なっていた

妹家族は
すでに着いており
暫くいたが

結局
妹の長男と
わたしの二人になっていた

そして
病室で
妹の長男と話して
入院、手術が
12日だと知り

明日???かも
と思ってしまったわたしは
一旦、家に帰ることにした



帰る途中
再び電話があり
病院へ戻った

病室に着くと
妹と
妹の長男がいて

主治医が
死亡確認を
待っていてくれた

「12時23分死亡確認しました」
主治医の声を聞くなり
「凄い!!」
とわたし

一同
「?????」

「だって生年月日!」

父は
天皇陛下と同じ生年月日

なんか
凄い!




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父が日にちがわかるようにと
毎日書き換えてくれていたホワイトボード
周りのバラは妹の長女(小6)がつくってくれたもの