舌癌の手術をし
舌を全摘
他の組織で舌を再建

口からは
食べることも
飲むこともできないので

胃ろうから
栄養をいれる状態で

帰宅された

胃ろうの管理や指導
排便状態など
医療的なことと

老夫婦2人だけの
生活であること
などから

退院して
しばらくは
毎日訪問していた

訪問すると
お2人とも不在で
畑仕事をされていたびっくり

身体は大丈夫なのかと
心配したが
入院前はいつも畑に出て
ずっと動いていた
とお聞きし


それからは
自宅へ向かう前に
畑を覗いてから
訪問することにした

畑仕事の最中に訪問すると
その場で収穫した
キャベツや玉ねぎを
持たせてくれた



指示された栄養の
8割しかいれておらず
ご本人に尋ねると

「そのほうが調子かいい」
と書かれた

「お父さんの身体が調子いいことが
1番やから(量を加減して) いいよ

と言うと

まだ不安そうで
「受診の時に先生に相談してみる?」
と言っても 
納得いかない様子だったのに

それ以降
栄養の量を指示通りに
もどしていた  笑


舌を再建しても
しゃべりづらそうで
すぐに疲れると言われ

会話は
主に筆談



その日は
ご自宅におられ

わたしの顔みると
いつものように
ペンとメモ帳をとり

『今日はきてくれてありがとう』
と書いた
(その後にも文はつづいたが忘れたwww)

その言葉をみた途端
涙が出そうになった


その人らしく生活できるように
支援のためにはいっているけど

実は
こうして
受け取るものが
大きく
純粋で

胸がいっぱいになる✨✨