夫は今日も通院しての抗がん剤

アブゲムはもう何回目になったのか


アブゲムを始めてから

1年と2ヶ月


スキップはありながらも

頑張ってくれている抗がん剤アブゲム 


師走のこの日々を


抗がん剤をしながらも

元気に過ごせているのは


クリスマスや

年末年始の予定を家族で

笑いあいながら

話せているのは


きっと奇跡



夫は主治医と

ほんとに仲がよくて


何でも話せて、そして何より

夫のことに真剣に向き合ってくれるのが私にも伝わる


昨年夏、入院して

体調がどんどん悪くなった時は

私に毎日電話をくれた


夫の若さ故か

全ての患者にそうなのかは

わからないけれど


30代でまだ若く

俗に言うお医者様オーラは全くない

親しみやすさ


診断書なども

とてもスピーディーに

書いてくれて


毎回、頼んでから3日ほどで

出来上がる


自宅から車で15分の距離に

信頼できる医師がいてくれたのは


このずっと続く通院においては

かけがえのないことだと思う


先日三回忌を迎えた

義母のときをふと想った


義母は胸腺癌という希少がんで

主治医は

その病院の院長先生で

割と有名な先生


その先生が通ると

病院関係者はみな会釈するような人


その先生が主治医になると聞き

義母は

「あんなお偉い先生が診てくれるなんて!」と大層喜んでいたが


今思えば

あの主治医には

義母がどんどん悪化したときも

必死な感じは全くなかったな


全力を尽くしてくれたとは

遺族の誰も思わなかった


予約した外来日にも不在で

代診の時も多かったし


診断書も

半年近く待たされたこともあった


急に義母の具合が悪くなっても

予約なしでは

平日でも看てもらえず


たまらず救急に走ったことも



それは多分、多忙がすぎてのこと


彼のせいでは

ないのだけれども


あの先生に義母が

看てもらえてよかったとは

私は全く思わなかったな


でも大きな病院だし

そんなものなのかな、とも

納得していたのだけど


今の夫の主治医には

いい意味で驚かされた



大きな病院だけれども

夫の体調が悪ければ

いつでも診ますと主治医は

言ってくれている


その安心感たるや



もちろん知識や技術も必要だが

医者と患者には

相性的なものも大切なのかもしれない


病気になったことは

悲しいことだけど


よい関係を築ける

主治医と出会えた夫は

幸運でもあったのだと思う



寒くなり

私の周りでは

インフルエンザとマイコプラズマが

かなり増えてます


皆様

どうかお気をつけくださいね