夫はこの前の土曜日 

朝から38度ほどの
発熱があり

怠そうで 


夫の場合 

高熱が出ると 

大事になることも多いので 

夫自身も発熱にはかなり敏感になっている 


夫自ら

主治医のいるかかりつけ病院の救急外来に電話すると 

土曜日の院内に
運良く主治医がいて、『すぐにきて下さい』と言われ、私も付き添う 


こういう時
自宅から車で10分の距離に、休日も頼れる病院があったことは
ラッキーだったと思う 

病院に着いてすぐ血液検査 

やはり炎症反応は高い 

ただ肝臓などの数値は前回の

血液検査よりもよいので 


おそらく胆管炎や
ステントの詰まりではない 

風邪だと思われます 


抗生剤の点滴と内服薬を貰って

夫は帰宅 


『念の為、入院しますか?』との

主治医の
問いかけに
夫は即答で拒否 


 …この人は
どれだけ入院がイヤなのか苦笑 


 私的には入院してくれたほうが

何かと安心なのですが

と、心の中で独り言ちたのは夫にはナイショ



幸い発熱はしても 

食欲はあったのでそれはよかった 


病院から帰宅してからも 

その日はほとんど自室で夫は休んでいた 


思えば私自身がここ最近 

卒業式や謝恩会やママランチ


そして入学式や新学期と 

ちょっと色々キャパオーバーで

先週も喉が痛く

体調も悪かったので 

もしかしたら

私が引いた風邪を夫に移してしまったのかも…とふと思う 


夫だけでなく私達も 

体調管理には常に気をつけない

無理しない
これは大事 


 翌朝 日曜日 


夫は抗生剤のおかげか 

すっかり元気になり

あちこちに

お出かけしたがった 


 急に当日の朝にそんなことを言われて、バタバタ準備するこちらも

なかなかに大変なのだけれども 


お出かけしたいくらいに

元気になったことに胸を撫で下ろす 


 娘はお友達が遊びに来るから、毎度のことながらお留守番を希望 


夫婦2人で車で1時間ちょっとの


この春、高校生になった親戚の男の子に
入学祝いを渡しに出かけることにした


その子の行く高校は 

この辺りの私立高校で一番のマンモス校 


入学人数が600人を超える 


本人の自分で推薦にて合格した学校だけれども 


彼もまた
通学や新生活や勉強面にはやはり不安があると、話していた 


でも私達夫婦に新しい制服を見せてくれながら、色々なおしゃべりをしてくれる彼は
未来の可能性に溢れ、なんだかとても眩しかった 


新生活に慣れるのは
本人も親も大変だ 


なんとなく親の私も
学校関係のことはまだ
身構えてしまう 


娘の学校は 

割と自主性を重んじるのか 

校則は緩めな感じ 


 学校の指定のカバンに 

沢山のバッジやら
ぬいぐるみをつけて
登校している娘 


人数もこじんまりしているからか、高校の先輩達もみんな可愛くて

優しいと言う娘 


部活は茶道部に入ると 

決めたそう 


クラスに仲良しのお友達もできて 

とりあえず楽しく通えれば
夫も私も何より嬉しい 


そして私も少しだけ
早起きの

この生活に慣れてきた


娘が毎朝
遠くに行くことに 

胸がざわつくことは
なくなった 


気がつけば
すっかり並木の桜は

葉桜になって
時間の流れを感じる 


こうやって家族3人 

当たり前のように時間を共に過ごし 


ずっと時を重ねていけたのなら

これ以上の幸せはないのだろう