幸せだった卒業式が終わり
春休みに突入

どこのお宅もそうだろうが
お昼ご飯の用意がとにかく大変

それでも束の間
のんびりできるかなと思いきや

やはり新生活が始まるということは
大変なこと

学校までの通学の練習、定期券や必要なものの購入、仲良しのママさんランチ会、
娘の小学校のお友達とのお出かけイベントなど、やることが沢山

専門学校に入学する姪っ子が

我が家から割と近い場所で
ひとり暮らしを始めるから
そのお手伝いもあるかな

娘も私も結構なかなかに
忙しい毎日を送っている

年度末の我が家の恒例行事

娘の部屋の片付けも
今年は捨てるものが特に多そう

ランドセルは地域で集めて、
フィリピンに送る団体があるから
そこに寄附したいな

娘がとても大切に
6年間使ってきたから
まだキレイで
まだまだ使えるランドセル

一年生の時は
ちょこちょこランドセルが
歩いているみたいで可愛かったなあ


卒業式の時
通う中学校は違うけれど
朝、同じ区間で通学する
同級生の女の子のお母さんから
声をかけてもらった

これで朝の登校が
娘、独りでないことになり
私もかなり安心した

最近の夫は体調も食欲もバッチリ

週に2回
元気に楽しそうに出勤している

職場の人も
色々夫のことを気にかけ
心配してくれているのだろう

病気になってから

夫はやたら職場で、物を頂いて
帰って来るようになった

飲み物やお菓子や野菜や
お土産

そしてなんと昨日は有精卵のパック

皆さんの夫を思ってくれる
気持ちが何よりありがたい

さっそく今日の夕ご飯
は親子丼にさせてもらおう

夫は明日、抗がん剤の予定

体調もよさそうだし
おそらく問題なく
投与出来るだろうと思う

夫の場合
副作用は大体投与した日の
夕方くらいにガツンと倦怠感がくる

頑張れ
どうか頑張って

私達の闘病生活も
8ヶ月目に突入する

最初の余命宣告は
三ヶ月から半年だった

夫の治療はここまでは
ある程度、順調なのだろうか

でも手術という単語は
まだ主治医からは一切出てこないから

それはまだ

夫には遠い道のりなのだろうか

それでも
それでも

いつか、いつかはと
希望を持っているし
諦めたくはない

どんなに

桜が満開に咲き誇っても

美味しいものを食べても

顔は笑顔でも

私の心が完全に晴れることはないし
病気のことが頭から消える日はない

夫もきっと同じだと思う

8ヶ月が過ぎて
それでもまだ夫と一緒に
闘えていることに感謝してながら

桜の開花宣言を待ちたいと思う