二学期の終わりに

娘は本当に行きたい中学校を
2校に絞り

本人の希望でもあったので
その2校だけを受験した

昨日
そのうちの一校から
合格通知が届いた

よかった!よかった!と
家族で喜び合う

私の両親や塾の先生にも
すぐに報告して
皆とっても喜んでくれた

夫ももちろん
とても嬉しそう

この半年
我が家には
色んなことが起こったけれど
辛いことのほうが遥かに
多かったけれど

そんな中で
無事に合格を勝ち取れた娘を
私は誇りに思う

8月余命宣告されて
9月どんどん悪くなる夫を
目の当たりにして


娘の受験の結末を

もしかしたら夫は
見届けられないのかもしれないな

そう思ったことも実はあったけど

夫や主治医の頑張りで
この日を無事
迎えられたこと
本当によかった

残るもう一校は
合格発表はまだ
少し先だけれども

合格を1つもらえたことで
とりあえずは一安心と
胸を撫で下ろす

この先の未来

娘には
大人になる前に
過酷な現実が
待っているかもしれない

そんな中

少人数で
手厚く見てもらえる
落ち着いた環境の
中高一貫校に
行かせてやれることは
娘にとってよいことだと思う

それが
私の安心材料にもなる

この先の娘にかかる
学費はある程度
もう貯金しているので
それはよかった

夫の病気のことなんて
何も想定もしていなかったけれど
備えは大事だった


娘の希望で

今朝は家族3人で
毎年恒例のイチゴ狩りに行った

最近の娘は
何よりお友達が一番なので
『家族で〇〇に行きたい!』と
言い出すのはかなり珍しい

夫は
昨年まではイチゴを100個位
食べていたけど
今年はそんなに沢山は食べられない

それでも
娘とイチゴを頬張り
幸せそうだった

そう
それもまた我が家の現実

それでもいい
それでもいいから

『来年も再来年もその先も
家族3人でどうかどうか 
またここに来たい』

最近
どこかに出かけると
私の願いはいつも同じ

もう
これしかないの