今日は


本当は


仲良しの親戚と

ランチの予定だった


我が家から電車で30分ほどの

大都会での

楽しいランチ


一昨日


申し訳ないけど

電車に乗って


賑やかな休日の街に繰り出す

気力がなくて

キャンセルさせてもらおうと思った


すると

あちらの家族でコロナが

出たこともあり


お互いキャンセルという形になった


夫の抗がん剤が

スケジュール通りに

上手く行っていないことが


思いのほか

私には大ダメージで


先方は

旦那さんが

夫のいとこにあたる


いつも家族ぐるみで

遊んだり

旅行をしたり


中学生の男の子が二人


一人っ子の娘にとっては

兄弟のような

大切な存在


彼女も


夫の病気を知っているので

夫のこと

私のことを

ものすごく心配してくれている


早く会って

話を聞いてもらいたい

気持ちもあるけれど


まだそんな気力がない


結局のところ

誰にこの苦しい胸の内を

聞いてもらったとしても

共感してもらっても


最終的に

自分の気持ちは

自分で

受け止めないといけないのだろう


この辛さに切なさに

慣れていかないといけないのだろう


今日は秋晴れ

空は最高の天気


ああ


夫が健康ならば


絶対家族で

どこかに遠出していただろうな


お出かけが大好きな

夫婦だから


いつも先の連休の

お出かけの相談をしていたね


なんでこうなってしまったのか


幸せすぎたのかな


それに気づきもせず

とっても傲慢だったな



休日は時間がある分

考える時間もありすぎて


夫は

お酒も飲まない

タバコも若い頃止めたのに


ご両親ともに

希少がんだったから遺伝なのかな


それにしたって

ご両親とも癌の発症は

60歳を超えていたのに


なぜ50歳手前の夫が…


だめだ

だめだ

答えのない問いをしたところで

何も変わらない


今日は日曜日


午後から娘と

病院に面会にいき


明日のポートの再々手術に挑む夫に

心からのエールを送ってこよう


どうかどうか

夫に

一つでも何かよいことが

ありますように