夫と出会って
22年が過ぎた

私の人生の半分は
夫とともに生きてきた

結婚してもうすぐ
18年

今日まで
ずっとずっと
夫に守られて
生きてきた

夫がいてくれたから

私は
好きなことをして
美味しいものを食べ
趣味を楽しんで
いつも笑って
暮らしていた

夫が支えてくれたから
娘のことに
いつも全力で
向き合えた

充実した日々

ずっとずっと
幸せだった

そして

夫も
娘も愛猫も

私が
私が守る

今まで守られてきた
その分を
今ここで

そんな気持ち

不安ばかり

でも
私は一人じゃない

支えてくれる人達が
沢山いる

それだけでも
強くなれる



今朝また主治医から
電話

こまめに電話を
くれる丁寧な対応の
主治医には
感謝しかない

電話によると
肝臓の数値が
昨日より悪化している夫

CTによると
肝臓の転移で
なかったのは
よかったけれど

主治医の見立てでは
癌が胆管を
狭めているという

連休明けに
ステントをいれて
数値の改善を
目指すそう

数値が
改善したら
抗がん剤に挑もう、と


明日
夫と私は
ステント手術の説明を
主治医から受ける予定

肝臓の数値の悪化

喜ばしいことは
全くないけれど

抗がん剤をまだ身体に
いれていなかったこと

また肝臓の悪化も
入院してるこのタイミングで
発覚したのが
不幸中の幸いか

うん

まだ
まだ私達
ツキには見放されて
いない

そう信じて
明日主治医に会おう

そして
同席する
夫にはいつもの
明るい私を届けよう