我が家の娘
一人っ子
ただいま小学6年生
甘えん坊で泣き虫で
水泳とゲームと
VTuberが大好きな
女のコ
最近は思春期反抗期の始まりか
私とはよく口喧嘩
お父さんである夫にも
はにかみがち
学校では楽しく元気に
やれているそうだけど
知らない大人に対して
今とても人見知り
そんな娘
私に似てスポーツは苦手だけど
勉強は
わりと好きなようで
環境次第で
この子は
もっと伸びるかも
しれない
良いお友達との出会いがあるかもしれない
内申点にとらわれず
のびのびと
将来のことを見据えられる
目ぼしい私立中学は
我が家からだと
絶対に電車通学になるけど
私立中学受験をさせて
みようかな
と4年生くらいのころ
私が考えた
5年生で
学校見学をはじめる
うちに
娘もチャレンジしたいと
乗り気だった
夫は娘が産まれてからずっと
娘本人が望むなら
とにかくなんでも
叶えてあげようと
いつもそんな
スタンスで
もちろん中学受験も
この一年
全力応援体制
家族3人で
私立中学の
オープンスクールに沢山通った
幸せな日々
一人娘だし
私立中学からそのまま
エスカレーターで
私立高校へ
そして
大学まで
好きなところに
いかせてやりたいね
そう思い
今年から塾に通い
チャレンジを始めた
地方都市である
この街において
中学受験は
かなり
かなりの
少数派
私も夫も
公立中から
公立高校
そして
大学に進んだ
人間なので
中学受験は
未知の世界
6年生から
受験対策を
始めるのは
結構遅い方らしい
と知る
今年の2月から
中学受験の対策塾に
入塾して
最初の試験の偏差値を見て親子で驚く…
偏差値44👀
50に届かないの…?
学校ではちゃんと
やれてるから油断してたけど
うちの子
中学受験
大丈夫なの!?と
当初は不安しかなかった
それでもこの半年
途中入塾の娘は
5年生から通っている
周りの生徒のみなさんに
なんとか必死に
ついていき
塾の先生方も
本人をうまく
おだてたり
サポートしてくださり
夏期講習も無欠席で
頑張れた娘
夏休みの模試では
ようやく
第1志望校候補の
A、B判定がちらほら貰えるようになって
さあ、この9月から
オープンスクールや
説明会ラッシュ!
本格的に
第1希望を
決めなきゃね~と
家族で夏休み前に
話していた
そんな時に
まさかの…この宣告
なぜ今なの
こんなに
頑張ってきた
娘が
私立中学に通う
その未来を
私は叶えてやることが
出来るのだろか
なんとか挑戦して
行かせてやりたいと夫と
相談しているが
我が家から
駅まで車で10分ほど
しかしながら駅までの
公共交通機関が乏しい
駅まで
車の送迎が必須だけど
本来
私立中学に
通う娘の送迎は
私が担うはずだった
役目
でも
夫の治療が一旦
落ち着いたら
今は扶養内パートだけれど
もっと長い時間を
働きたい
と思っていて
己の気持ちの
安定のためにも
生活基盤を
固めておきたい
つまり
娘の送迎の不安
あと私の中で大きかった問題として
考えたくはないが
この先
夫にいよいよ、の時が迫った時
地元の中学からなら
すぐ娘が駆けつけられるが
娘の希望校は
電車とバスで1時間
かかる
電車の本数もあまり
多くはない
中高大の
学費はもう
用意しているので
大丈夫だけれど
距離がただただ
唯一最大の
ネックで…
この街の
公立中学にも
小学校のお友達が
沢山いて
メリットも
たくさんある
でも
知ってしまった
私立中学のよさを
諦めたくない
私もまだどこかにいて
行かせてやりたい
私は知っている
学歴は
生きるうえで
大きな力、そして武器となる
行ける力
素養があるのに
諦めさせたくない
夫は
己のことより
娘の将来最優先で
私立中学へ
行かせてやりたいと
いう
どうしたらいいのかな
塾の先生はとても
親身に相談に
のってくださった
我が家の事情も
考慮して
いただけた
色々有り難い
ご提案をいただき
中学受験
ここで諦めたら後悔する
いけるとこまで
やってみようか、と
私を再び
立ち上がらせてくれる
いつも
いつも
色んなところに支えられている
私達家族
周りにずっと支えられてた
この幸せ
それを当たり前のように
享受して
今までその有り難さに
気づかなかっただけなのだろう