反応性低血糖症と診断されて

反応性低血糖症と診断されて

2015年6月に反応性低血糖症と診断されてからの治療や生活の記録

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反応性低血糖症と診断されるまでのことを書いていきます。

検査当日は、食事をしないで望みました。

炭酸入りブドウ糖を飲んで検査スタートです。

この炭酸入りブドウ糖が三ツ矢サイダーを濃くした感じですげーうまかったです。

何年ぶりにジュースなんて飲んだだろうって思いました。

寝込んでからはジュースなんて飲んでなかったので。

ブドウ糖を飲んでから30分置きに採血と血糖値を測定する感じで、その間は待合室で待機というのを聞いてびっくりしました。

絶対、2時間後はぐったりして歩ける自信がなかったからです。

自分で採血の5分前に受付に行かなければなりませんでした。

しかし、看護師さんが気を効かせてくれて、俺の絶句した状況をわかってくれて、「もしかしてヤバい?」と。

即答でした。

そこで診察室で寝ながら受けることになりました。助かった。

本当はグラフとかで出して貰えればよかったのですが、先生自身、結果のグラフの出し方わかってませんでした笑


・検査前採血
血糖値:102

正常範囲です。

・30分後
血糖値:181

かなり上昇していました。

・1時間後
血糖値:234

ここがピークでまさかの200超え。

・1時間半後
血糖値:178

一応、落ちてきました。

・2時間後
血糖値:135

正常値近くまで近づきます。

・2時間半後
血糖値:111

かなり落ちてきました。

・3時間後
血糖値:87

正常値から更に下に行きます。

ここで本当は検査終わりだったのですが、俺の体調不良がかなり出て来ていて、急遽240分に変更になりました。

ここから、血糖値は15分置きになります。

・3時間15分後
血糖値:70

・3時間半後
血糖値:61

・4時間後
血糖値:51

・4時間15分後
血糖値:54

ここでようやく下げ止まりました。

この間に看護師さんがあたふたはじめてました。

俺自身が意識モウロウとしていて、なんとか会話している感じになっていたからです。

どんどん下がる血糖値を見て、ブドウ糖を打ったほうがいいのか慌ててました。

先生に何度も確認して、どこまで下がるかギリギリまで確認したいので耐えれますか?と。

意識が飛びそうでしたが、ちゃんとした結果を自分自身求めてたのでもちろんお願いしました。

しかし、先生も看護師さんもヤバいと感じたのか、診察室のナースコールが遠いところにあって意識が飛んだら押せないと判断してナースコールが近い検査室に移されました。

俺もなんかすごく申し訳なく思ってました。

こんな症状を見たのは初めてだったみたいで、大変そうでした。

なんとか4時間後は自力で血糖値が戻ってきたのですが、それでも体はもう限界。

フラフラで歩けません。

トイレに行くにも看護師さんに車いすで連れて行ってもらいました。


心療内科で受けた糖負荷試験を元に糖尿代謝科で詳細な結果と今後の治療方針を聞きました。

詳細な結果としては、インスリンが出るのが極端に遅いのと出過ぎということでした。

本来、食後30分で出るべきインスリンがほとんど出ておらず、そのせいで200超えの血糖値をたたき出していて、1時間半後にとんでもない量のインスリンがその後、出続けてることがわかりました。

うちの家系は、糖尿の家系です。

遺伝の可能性が高いとのことでした。

元々血糖コントロールが弱い体に過剰なストレスがかかって発症した可能性が高いと。

確かに子供の頃は、家庭環境が最悪で過剰なストレスがかかってました。

発症した時期は本当に最悪のピークです。

いつ糖尿になってもおかしくない状況だと言われました。

まだインスリンが出てるけど、このまま、一気に上がって一気に下るってことを繰り返してたら確実に糖尿になると。

食事療法と薬で治療していくことになりました。

しかし、肥満体型ではないし、むしろかなり痩せててちゃんと食べてる?と言われるくらいです。

スポーツマンでしたし、糖尿とはほど遠いと思ってました。
大学病院の心療内科を最初に受診した時、初診の待ち時間が2時間もあって予約時間なんてとっくに過ぎてしまいました。

パニック的な体調不良を持ってる自分としては、そもそもあんな人が多いところで2時間も待っているのは苦痛でした。

更に受付が終わってから、診察の順番待ちです。

幸い、予約してあったので診察までの待ち時間はあまりありませんでした。

でもさすが大学病院です。すごい人です。

最初に大学病院の学生の問診がありました。

そこで過去のことをいろいろ話し、病歴や育ってきた環境など本当にいろいろ話しました。

それだけで1時間くらいかかりました。

その学生の方は親身な方で、ゆっくり話聞いてくれるし、話しやすく穏やかな人でした。

それから、すぐに先生の診察を受けました。

今の食後に体調が悪くなるってことを重点的に訴え、先生も内科的に問題がないかもう一度、検査しましょうと言ってくれました。

しかもその時点で「機能性低血糖症の疑いがありますね」と。

正直、びっくりしました。

それって東京の方にある一部のクリニックでしか言ってないようなマイナーな病気じゃないの?と

大学病院でそのワードを聞くとは。

その流れで3時間の糖負荷試験とバリュームを飲んで胃腸検査とエコー検査をすることになりました。

他には心電図やCTなどもやりました。

検査だけでかなり病院に通いました。

結果としては、「反応性低血糖症」でした。

内容はまた別の記事で詳しく書きます。


原因がやっとわかり、すごく安心しました。

ちゃんとした病院で治療が受けれるんだって思うだけで、すごく希望が持てました。

先生も「病気からメンタル面に影響していると思われます」と。

すごい・・・。

今まではメンタル面が原因で病気になっているように感じてると言われてきたのにびっくりです。

大学病院の自分の担当の心療内科と糖尿科の先生どちらとも親身ですごく救われてます。

看護師さんたちもいい人が多く、どうしてもっと早くここに辿り着かなかったのかと後悔しています。

今までのはなんだったんだと。

最初は落胆してましたが、本当に大学病院に来てよかったって思います。

先端医療や新しい病気も積極的に研究している病院だからこそ、偏見もなく柔軟にその症状に向き合ってくれるんだと思いました。

一般の心療内科ってもはや精神科みたいなとこが多いけど、違いました。

ちゃんと内科的な原因も考えてくれました。


心療内科から糖尿代謝科に回されて、反応性低血糖症に関しては糖尿科で診察を受けることになりました。

それと同時にメンタル面でも心理テストなどでは最悪の結果が出てたので、一緒に心療内科で治療することになりました。

カウンセリングも必要みたいで、そちらは大学病院にカウンセラーがいないので別の病院で受けてます。

ここからどれぐらい回復するか日記にしていきたいと思います。
ある日、とても胃が痛くなりました。
最近の出来事ですが、1年ほど前です。
ここから動き出します。

普段から食後は痛いのですが、普段から痛むようになりました。

そこで、かかりつけの病院で診察を受けると胃炎があることが発覚しました。

ストレスも多く、それもあったのかもしれません。

胃潰瘍があった形跡もあったのですが、それは治っていて胃炎のみの治療でした。

しかし、ピロリ菌除去や胃炎の治療をしても胃痛が収まらず、それと同時に食後に調子悪いのも合わさって体調不良は最悪でした。

先生はとても親身な方で、時間を掛けて毎回診察してくれました。

初めて信頼できる医師と会いました。

1年ほど通い、先生も「機能性胃腸炎」というものを疑いはじめました。

よく話を聞くと精神的なもので不調が起こってる症状みたいで、結局、そうなるのか・・・と当時、絶望したのを覚えてます。

それでも信頼している先生だし、大学病院に一度行ってみたほうがいいということで自分も行くことにしました。

しかし、紹介されたのは心療内科・・・。

とりあえず、できる事はないし行くだけ行ってみようってことで行きました。
はじめまして。ムラサキといいます。

長年、謎の体調不良で悩まされて来ました。

数々の病院にドクターショッピングしては原因不明や異常なしなどと言われ続け、原因が分かるまでだいぶ時間がかかってしまいました。

最初に体調不良を感じたのが、中学2年、14歳の時です。

5月頃でした。

授業中に突然大量の鼻血が出て、意識がモウロウとする感じがあり何か変だと思いました。

それからかかりつけの病院に行きましたが、風邪と診断され風邪薬を出されるも、一向に改善されない日々が続きました。

結局、学校は2週間ほど休みましたが部活の大会や授業が遅れるのが怖く、無理をして学校に行きました。

あの日からずっと体調が悪いのです。

それでもなんとか気合いと目標に向かって頑張っていたので、ギリギリのところで生活していました。

県内の病院に結構回りましたが、体に異常なしと診断されてきました。

結局、精神科に回されるという日々で遂には、仕事も辞めそれから2年くらい一度も家から出ないで寝込んでいたこともあります。

今思うと完全に精神的に病んでる感じでした。

症状としては、食後にふらつき・めまい・胃痛・冷や汗・頭痛・全身に電気が走ってる感覚・動悸などです。

寝込んでいた時は、特に酷く、一日中、動悸やめまいに悩まされました。

それと同時に精神面では、不安感やイライラなど気持ちの面でも短時間に変わりパニック症状的な感じもありました。


ある日、ネットで炭水化物を抜いたら落ち着いたという書き込みを見て、炭水化物を抜いた食生活をしてみました。

それがきっかけで、少し改善し、また病院に行けるくらいまで回復しました。

それから、希望を込めて病院を回りはじめたのです。