“成長”を求め続けて、学ぶことを続けてきました。
でも、その“成長”って自分にとって何やったんやろう。
「これを身につければ、すごい心理士になれるんじゃないか」
「これを習得すれば、もっとすごいって言われる人になれるかもしれない」
「歴史に名を残すような人物になれるかも…」
書いていて、思い返してみて、クッソ恥ずかしいわけですけど(苦笑)
漫画の主人公みたいに声を出して言うわけではなく、
本当に心の奥底に隠していた本音、っていう感覚。
裏を返せば、それほど自分には「何もない」と思い込んでいたし、
「無力だ」ともどこかしら感じまくっていたということ。
何もできない自分を裁き、
その何もできない理由を正当化するために
自分にできないこと、やってこなかったことばかりに目を向ける。
もちろん、頭で全部分かった上でそうしていたのではなく、
今の地点から振り返ってみると、自分に起こっていたことはそうだった。
無意識的にやっていることは、やっているときには気が付かない。
だから振り返ることがとても重要だと思えるようになってきた。
どんな自分だって構わない。
これを受け入れる感覚に気づき始めたとき、
「自分にできることは何か」
というモードでいられるようになった。
僕がそのことに気が付くことを教えてくれた場に、
今度は僕が、何を還元できるのか。
そうやってみると、世界が少し違って見えた。
こんな風に、自分を活かしていきたい!っていう人がもっと増えればいいな。
こんな風に、満ち溢れている自分の可能性と対面する人が沢山いればいいな。
自分一人の世界で完結させるにはあまりにももったいない。
今度は外の世界に。
自分が気が付いて行ったこと、得ていったものをお互いにシェアしあう。
“みんなの世界”を創っていきたい。