こんばんは
「え?何の助成金の申請書ですか?
」
「えーと、ふにん、不妊…と」
聞かなきゃよかったと激しく後悔
嘘でしょ…なんでこんなに連呼して言うの?
この女性悪気があってしてる?

ありがとうお婆ちゃん


いつも足を運んでくださりありがとうございます



今日は、区役所へ特定不妊治療助成金の申請書を貰いに行ってきましたが
こんなに疲れるとは…





広い区役所内、ざっと見渡してみましたが、どの課に行けばいいのか分かりません。
ですが、出来ることなら大勢の中で"不妊治療"という言葉を出したくなかった私

仕方なく入口の受付の方に尋ねることにしましたが、胸元には【研修中】と書かれた名札に、見るからに60代以上のおば様。
言ってる事が聞き取りにくいのか、


「…不妊治療ですけど」

手元にあるタウンページのような冊子から不妊というワードを探しています。
いわゆる案内する課の窓口のが載っている冊子なのでしょう

ここからもうテンションダウンですよね…

何とかたどり着くも案内された課は母子課。
助成金の手続きなので、おそらく一括りに同じ窓口だったのでしょう。
もちろんそこでも"不妊治療"という言葉を出さないといけない。
対応してくれたのは女性。
また、今回助成金の申請をするのが初めてでしたので説明を聞いておこうとお願いをしましたが…


説明する度に…
「不妊治療は〜…
「期限は不妊治療が終了した日で〜…


もちろん業務上の説明なので、そうでないことも十分承知しています

そして…
隣の席は、子どもの助成金の手続きに来てる女性
………





心が折れました
途中から、無表情で説明を淡々と聞く私に何か感じたのか、急にワードを出さなくなりましたが、何だかものすごく惨めな気持ちになってしまったのです。
区役所です。
いつものクリニックではありません。
仕方がないのも勿論分かっています

その後、気を取り直してスーパーで買い物後、ドコモ口座が気がかりだったので郵便局へ🏣
するとかなりの行列…
極め付けに…大雨降ってきたー





出る時は晴れていたので傘もありません。
仕方なく重い荷物片手に持ち待っていると、後ろに並ぶ可愛らしいお婆ちゃん

すると
何のためらいもなく、スッと傘の中に入れてくれたんです



びっくりして すぐにお礼を言うと、

「このご時世だから相合傘は出来ないけどね♪」
何ともお茶目な返答とともに、にっこり微笑むお婆ちゃん。
とてつもなくほっこりしてしまい、私だけでなく周りの方々も笑顔になっていました



コロナ警察並みの神経質な人だったら近付いただけでトラブルになる危険だってある中、お婆ちゃんのこの勇気ある行動。
やさぐれていた心
完全に浄化


お婆ちゃんのおかげで本当に心が温かくなり、通帳の記帳後も再度お礼を言うと、ニコニコ笑顔

困っている方がいた時は、私もあのお婆ちゃんのように助けてあげよう



またどこかで会えるといいなぁ



