週末なので小説を読んでみましたっひらめき電球


作家としての人生の、磯を築きたくて、あせっていた。
だから、文章以外のことはどうでも良かった。
すると人情をなおざりにしてしまう。つい、優しさを忘れてしまう。


周りにいる人から刺激をもらいたかった。
もっといい小説を書くために。
編集者には本を作ったり売ったりするサポートをちゃんとやって欲しかったし、
友人や家族には言語センス爆発で自分とお喋りして欲しかったし、
恋人には一緒に小説の謎を解いて欲しかった。


人生観は情に欠けていき、心は温かみがなくなっていく。
人非人。愛想なし。
人間よりも、書物の方が、位が上のように考え始めていた。


印象的な部分を一部抜粋しました~やや欠け月


論理と感性は相反しない/山崎 ナオコーラ

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