元ホステスです宝石紫
室井ユ月san(ユが出ない(涙)
現役ホステス中も営業後に必ず?原稿を書き続けていたらしいです。


室井sanの文章では2007年のGrazia11月号に掲載されたエッセイが1番好きす♪
以下、一部を抜粋しました。
タイトルは「凛々しく生きたい」です。


若いといわれる時期はとうに過ぎ、自分の立ち位置はどこにあるか悩んでいた。
必要以上に若い女に融合する生き方をしてきた気がするが、それは無駄な努力であった。
そういった点で勝負しようとするのは間違いだった。


十代の女と二十代の女、そして三十代後半のあたしたちを裸で一列に並ばせたら
見た目の美しさはどの年代の女がいちばんか歴然としている。
なら、あたしたちは凛々しく生きるためにどうすればいいのか。


簡単である。『使える女になれば良い』
自分という個性を最大限に生かし、まわりから必要とされる人間になればいい。
仕事の得意な女は職場で、家事の得意な女は家庭で、


「あなたがいなくてはとても困る」といわれるような女を目指すべきではないか。
自己プロデュースという点では、若い女たちよりも少しは長いこと生きてきた
あたしたちのほうが長けている。自分はなにが得意でなにが苦手か、


自分はなにをしている時が楽しくてなにをしている時が苦痛なのか、
自分がしたいことは、逆にまわりから望まれていることはなんであるのか。
現実の自分をきちんと把握している女。


考えてみれば、若い頃、ただ若いってだけでチヤホヤされていたことに
どれだけの意味があったのか。歳を取ることはそれほど悪いことじゃない。
『あたしは今、あたしという個性で勝負していることに生き甲斐を感じる。』


抜粋以上です。
こんな力が沸くような事を与えられる人になりたいと思いました!!!
大人ファッション雑誌は右脳も左脳も刺激されるので大好物です音譜


Grazia (グラツィア) 2007年 11月号 [雑誌]/著者不明

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